きれいの秘訣
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— 木暮亜紀子/イメージコンサルタント (@kakiko33) May 11, 2025
表現するという考えに変えるといいですねと思っています。
もちろんそれぞれのタイミングがあるし強制することでもないですが。
あと、似合う服を着続けることでいつのまにかそうなっている方は多いかもしれません。
前半はこのXのポストに関連する私の体験など(メイクについて)、後半はきれいになる方法、そしてとても大事なことをお伝えします。
メイク
気にならないだけでなく
私がイメージコンサルティングを受診したのは40代に入ってから。当時、服選びの悩みもありましたがそれより長い間うまくいかなくて悩んでいた、そしてほぼあきらめていたのはメイクでした。私はクマや顔色の悪さがとても気になっていて、雑誌などを見ていろいろ工夫をしてみたのですがメイクで隠すことはできませんでした。また頑張ってメイクしてもなんだか地味で…。
パーソナルカラー診断には、すっぴんに似合う色の口紅とチークをつけて確認をするステップがあるのですが、私はそのとき「クマが目立たない!ファンデーションもコンシーラーもぬっていないのに!そして…きれいに見える!」と衝撃を受けました。メイクでクマが目立たなくなるだけでなく、きれいに華やかになれるとはじめて実感できた瞬間でした。
似合う色を身につけることには、それだけ大きな効果があるんです。欠点が隠れるだけではなく顔色がいい、きれい、華やか…など自分をいいと思わせてくれるんです。
これはお客さまからの言葉でも実感しています。イメージコンサルティングでは診断結果のパーソナルカラーによるメイクレッスンを行います。メイクが終わって鏡を見たお客さまからは「ちゃんとメイクをしているように見える」「肌がきれいに見える」といった言葉が。つまりご自身をきれいと感じられているということですね。これは私もそうでしたが、それまでメイクがうまくいっていなかった方ほど喜びが大きいかもしれないですね。

(ここではメイクについてお伝えしましたが、似合う服ももちろん着る人をきれいに見せてくれます。関連記事「体型カバーについて」をご覧ください)
私はきれいと認められるように
受診後10年以上たちました。気になるところは…かなり増えています。そしてシミにコンシーラーをのせるなど、隠すということもしています。これは先ほどのポストと矛盾するのではと思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも私は隠すなといっているのではないんです。そうではなくて、比重です。隠さなければならない欠点があるから私はダメと考えるのか、それとも自分のよさを認めてそのうえで隠すのか。
ところでシワやたるみなどは、メイクで隠すことはとても難しい。ファンデーションやコンシーラーの厚塗りは、これらをよけい目立たせてしまうんです。つまり今私には隠せていないところもたくさんある。ですが気にしている度合いが違うんです。以前は今より気になるところはずっと少なかった。なのにその少しがすごく気になっていて、隠さなければという思いが強かった。極端にいえば悲壮感があったんです。今は気になるところはずっと増えているし、その多くは隠すことが難しい。でも悲壮感がないんです。
これは服も含めて似合うものを長く身につけてきて、私が私自身の外見をいいと認めることができるようになったから。私は○○(きれい、かわいい、魅力的、…)で全体としていいのだから、隠さなくてはダメと思わなくていい。欠点に注目しているのでなく、長所を主に見ているということです。
きれいになる方法
きれいになるには自分をきれいだと認めること。これがスタートです。どういうこと?と思われた方は次の項目をお読みください。自分の容姿をいいと認めることで人はどんどんきれいになっていくんです。ちなみに言葉は「きれい」じゃなくてもいい。かわいい、格好いい、すてき、魅力的など何でもいいんです。自分をいいと認める言葉、そしてあなたにしっくりくる言葉を使ってください。
表情と姿勢
なぜ認めることできれいになるの?逆じゃないのと思われる方のほうが多いでしょう。きれいになったら自分をきれいだと認められるのではないかと。
これを言葉で説明するのは難しいのですが…、なるべくわかりやすいと思われる説明をしてみます。私は今まできれいな人をたくさん観察してきました。中には一般的な美の基準といったものからは外れている人もたくさんいました。でもきれいだと感じる。それはなぜ?と考えたとき、それは表情と姿勢なのではと思い至りました。
きれいな人の表情は明るい。穏やか。上がっているんです。口角が下がったり眉間にしわが寄ったりなどの不満顔をしていない。きれいな人は姿勢がいい。まっすぐ伸びている。あごが出ていたり、背中がまるまったりしていない。これだけでもとてもきれいに見えます。そしてますますきれいになる理由、それは明るい表情やいい姿勢はきれいになるための筋トレ、ストレッチを常に自然にしているようなものだから。明るい表情は顔を引き上げてくれる。いい姿勢はスタイルをよくしてくれる。そして年齢を重ねるほど差が出てくる。
認めることできれいになる理由は他にもあるのですが、でもこれだけでも試してみようと思いませんか?そう、表情や姿勢を意識するだけでもいいんです。そして…自分に対してダメ出しばかり、欠点を指摘してばかりだと、表情や姿勢をよくすることが続かない。自分をきれいだと思っている人は、表情にも姿勢にも自然とそれがあらわれる。

似合う服とメイクで
あなたは今、自分をきれいだと思っていますか?そう思えないという方へ。実は…たった今あなたは自分をきれいだと認めていいんです。顔も体型もきのうから1ミリも変わっていなくても。きれいだと認められないのは、他人からの評価や世間一般の基準を自分の判断よりも上にしているから。自分の評価は自分で決めていいんです。(先ほどもお伝えしましたよね、きれいな人の中には一般的な美の基準といったものからは外れている人もたくさんいました)
とはいえ今までの認識をすぐ変えることは難しいという方も多いでしょう。私もそのひとりでした。なのでまずは似合う服とメイクをおすすめします。似合う服やメイクはそもそもその人をきれいに見せてくれるもの。自分にとっても自分をきれいだと感じさせてくれる。
自分をきれいだと思えなかった人も、似合う服やメイクを身につけることで、少しずつ自分をきれいだと認められるようになっていく。なのでそれらを身につけるだけでもいいのですが…それだけだと自分をきれいだと認められるまで、時間がかかる。効果が早いのは似合う服やメイクに加えて自分で意識すること。
大事なのは
意識して自分をいいと認める。自分を認められるようになると楽しくなります。そして自分を肯定することは全ての面にいい影響を与えます。たった今自分を認めていいんです。でもそれが難しい人は外見からはじめるのはどうでしょう。自分の外見をいいと感じることは、内面よりも簡単です。似合う服とメイクという強力なツールがありますので。
大事なのは人からどう思われるかではなく、自分で自分をどう思うか。だから自分で意識することをおすすめしたいのです。人と比べない、誰かの基準ではなく、他人からの評価を待つのではなく自分で自分をいいと評価する。たとえ誰かに何か言われたとしても。
欠点はあってもいいんです。でも欠点があるからあなたはダメなのではありません。欠点があってもあなたはいいしきれいなんです。どうか自分にダメ出しばかりしないでください。ぜひ自分をいいといってあげてください。
イメージコンサルティング