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内面と外見にギャップがある方へ(割りきってもいいのでは?)

Akiko Kogure

パーソナルデザイン診断はその人にどういったデザインが似合うかを知るためのもの。そのために外見の雰囲気、特徴を分析します。つまりパーソナルデザイン・タイプはその人の外見がどのように見えるか、その一端を示しているともいえます。

外見の雰囲気は、好みや性格など内面と一致するとは限りません。外見は派手に見えても好みは地味とか。外見は堅い感じに見えるけど、個性的なものが大好きとか。そのようなギャップがある場合、似合う服を選ぼうとするとちょっと難航するかもしれません。

たとえばファッショナブル・タイプの方。もう少し派手めにしたほうがすてきなんだけど、好みの無難なものを選んでしまうとか。たとえばグレース・タイプの方。もっと大人な感じ、落ち着いたデザインを選んだほうがすてきなんだけど、好みの面白いものを選んでしまうとか。

ですが好みは好み、外見は外見と割りきってもいいのでは?ファッショナブル・タイプの方が派手にしても悪目立ちすることはありません。グレース・タイプの方が落ち着いた服を着たからといって、面白いもの好きというご自身の好みを否定する必要もありません。

似合う色、デザインの服はその人をすてきにきれいに見せてくれます。似合う服、そして似合うメイクはその人の外見に調和します。周りの人にとって違和感を感じさせず、そのため周囲が受け入れやすくなります。これがつまり好印象ということ。そうすると内面のすてきさもちゃんと伝わります。

ただすぐには難しい場合もあるでしょう。たとえばファッショナブルさんは、初対面でぱっと見には「(本当は違うのに)派手な性格なのかな」と感じさせることもあるかと思います。ですが似合う服を着ているかそうでないかで、この後の展開が変わってきます。似合う服を着ていると相手の心が開きやすい。もっと話をしたいと感じさせる。相手の心が開いていて、そして話ができれば内面のよさが伝わりやすくなる。一方似合わない服を着ていると相手に違和感を感じさせる、つまり心が開きにくく…話をしたいと感じさせないか、話していても伝わりにくい…。

これはある30代後半のキュート・アバンギャルドタイプのクライアントさま。彼女のヘアスタイルはアシンメトリーボブ、そしてちょっと個性的な服や小物をよく使っていらっしゃいます。ですがアバンギャルドな言動(?)をされることはないですし、キュートが許されやすい(といっても推奨しているわけではありません)はしゃいだり悪ふざけのようなこともされません。とても落ち着いています。でもそこに違和感は全くありません。

個性的な服を着たからといって、個性的な振る舞いをしなければならないわけではないんです。似合う服はその人をすてきで魅力的だと感じさせるだけ。態度や行動までその服のイメージ(個性的とか派手とか落ち着いたとか)の振る舞いをしようと頑張らなくていいんです。

もし今服選びがあまりうまくいっていないなら、ちょっと考えてみてください。好みの服を着たい?それともすてきになりたい?どちらでしょうか。似合う服はもしかしたらあなたの好みではなく、性格にも合わないと感じて今まで避けていた服かもしれません。でもすてきになりたいなら割りきってもいいのではないでしょうか。

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木暮亜紀子
木暮亜紀子
PetitPas-プティパ イメージコンサルタント
すてきになる方法、おしゃれに見せる方法をわかりやすく伝えることを得意としています。
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