せまくしないし、したくない
イベントなどでお客さまから聞かれることのひとつが「タイプがわかると使える色やデザインが狭くなりませんか?」ということ。
たとえば色。パーソナルカラーって、一見使える色を狭くしそうな感じもしますよね。でもそれは違うんです。デザインもそうです。
そして実際、狭くなっていません。広がります。「お客さまの声(買物同行)」では「今までこんな服を自分で選んだことはないけれど、似合う!」という声がほぼ出てきます。タイプがわかって、でも広がっているということです。
私自身、狭くするとか狭い範囲から選ぶのは苦手です。もちろんスーツ、ニット、…などのようにアイテムを限定したり、結婚式のゲスト、ちょっと気の張る方にお会いするときの服、…など場面を限定することは問題ありません。
そうではなく、たとえばその人自身が限定してしまっていると私が選べなくなる。「私は○○を着るなら、□□(着こなし、雰囲気、…)しかダメです。その範囲の中から選んでください」って言われると選べなくなるんです。
その中にもきっと、似合うものはあると思います。でもその範囲の「外」で探したら、もっと似合うものがあるのにという思いになるんです。
もちろん選ぶのはお客様自身です。でも私自身の思いもありまして。できれば広げてほしいとか、おしゃれを楽しんでほしいとか…そういった思いがあります。
この記事は2015年に書いた記事ですが、後半について補足したい点があります。
当時私自身の勉強のため、みなさまに買物同行をお付けしていました。そのためふだん着ている服とは違うデザインに、抵抗感が大きいお客さまもいらっしゃったと思います。また私自身未熟で、心理的なものも含めてアドバイスをすることが出来ていなかったことも、(2024年に)この記事をあらためて読んで感じます。
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