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TPO(おしゃれをすることに気おくれするという方へ)

Akiko Kogure

(この記事はアメーバブログで5回に分けてお伝えしていたものを一つにまとめ、加筆修正したものです)

私は服選びにおいて、TPOを考えることは大事だと思っています。ただ自由に選んでいい場面なのに何かに縛られて自由に選べない方もいらっしゃるようです。

本来のTPO

たとえば結婚式などお祝いの席。決まりがいろいろありますね。時間帯、式に参列するのかどうか、どのような会場なのか、そしてどのような立場で出席するかによって着るものの選択は変わります。式に参列する場合、肩や胸元、そして膝など露出はNG。披露宴も昼なら肩の露出などはNGです。夜やカジュアルなパーティはまた別。

そして新郎新婦に近い間柄(家族、親族)であればあるほど、服装のマナーは厳しいと考えたほうがいいですね。特に着物は気を付けましょう。

どんな色、デザインの服…と考える前にまずはドレスコードを調べましょう。大事なのはお祝いする気持ち。主役は誰かということを考えましょう。かといって目立たないようにとカジュアルダウンはしないでくださいね。おしゃれをすることがお祝いの気持ちを表すことになります。

思い込みのTPO

決まりではないのに

思い込みのTPOというのは、誰もそれが決まりとは言っていないのに何かに合わせてるといったこと。たとえばふだん、お友だちと会うだけのときなどおしゃれなんてしちゃいけないと思っていませんか?

気恥ずかしいから、場の空気を壊さないよう集まる人に合わせてカジュアルダウン…。本当にその服が好きなら、また人に合わせることが好きならいいと思いますが(本当にそれが好きですか?)。そんな決まりはないのにどうしてあなたはおしゃれをしちゃいけないんでしょう?

他人の視線

「おしゃれをすることに気おくれする」。周りの視線が気になるのだと思うのですが、まずはあなたはどうしたいのかを考えてください。気恥ずかしいから、人から何か言われたくないからおしゃれはやめておくという選択ももちろんありです。やっぱりすてきになりたい、きれいになりたい、おしゃれになりたいならぜひこの先も読み進めてください。

気にしていません

まず…基本的には周りの人はあまりあなたのことを気にしていません。周りからどう見られるかを気にしておしゃれが出来ないなら、あなたが考えるほど周りはあなたを見ていないので気にしなくても大丈夫です。(ただしおしゃれをしているかいないかで周りの目、そしてあなたに対する態度が変わる可能性はあります)

妬み嫉み

ここで少し極端な例を。たとえばおしゃれをしてる人に「何あの人」といった妬み嫉みをぶつけてくるような人がいたとして。その人はおしゃれをしたいけどできない自分にいらだっているだけなどと考えてみてください。何にしてもそれはその人の問題であって、あなたが影響される必要はないのです。ただ、めったにいないと思うんですよねこんな人。

自然に見えます

他に考えられることは、それまで無難なものしか着ていなかったのに突然おしゃれをしたら目立ってしまう、照れくさいといったことでしょうか。実はこれ、似合う服で解決します。似合うものならもうずっとそういう服を着ていたみたいに感じるんです。自然に見えるということ。

だからって無難ではないんです。目立つかもしれません。ただその目立ちかたが悪目立ちではなく自然。きれいな人、すてきな人という印象。ですがもし似合っていなければ…場合によっては服だけ目立ったり、がんばった感じになったり、悪目立ちすることもあるかもしれません。

私の体験談

私が駆け出しコンサルタントのころ、学生時代からの友人がイメージコンサルティングを受けてくれました。それまでの彼女はどちらかというとカジュアルで男っぽい服を着ている印象でした。診断結果はロマンス・タイプ。彼女は躊躇(ちゅうちょ)がない性格なので女らしく甘い感じの服にがらっと変えました。

そして学生時代の友だち数人と集まったとき私はみんなに言いました。「彼女すごく変わったと思わない?」ですがみんなの反応は「え?前からあんな感じだったよね」本当に服ががらっと変わったんです。なのにあまりに似合っていて自然ですてきだったため、周りはこの反応だったのでした。

カジュアルじゃないといけない?

どういうわけかカジュアルじゃないといけないと思っている方が多いような気がします。何か特別なとき、パーティとか結婚式のゲストとか高いレストランに行くとか…おしゃれをするのはそういうときだけ。お友だちと会うとかちょっとしたお出かけくらいならカジュアルじゃないといけない…。やはり目立つことへの不安があるのでしょう。これについては「自然に見えます」でお伝えしたとおりです。

もちろん目立たないようにと服装を選んだっていいんです。ただそうやって選んだカジュアルファッションがおしゃれに決まる人もいれば、そうではない人もいます。シャツにデニムですごく格好いい人っていませんか。お友だちどうしで集まってみんなカジュアルファッションで、そしてほとんどの人は無難でふつうな感じなんだけれど、ある人だけおしゃれにすてきに見えるといったことってないですか。

おしゃれにすてきになりたいなら、みんなと同じ格好ではなくあなたに似合う服を。周りの目を気にするよりも自分の気分がよくなる服を選んでください。

自信がないから

気おくれの原因として考えられることのひとつ。もしかしたらこんな気持ちを持っていないでしょうか。「いえいえ私の中身なんて大したことありません!自分に自信がないんです。だから外見を飾るなんて、おしゃれなんてムリです!」

ここから先は自由に選べます。おしゃれはやめておきますでも、自分に自信を持てるようになってからおしゃれをするのでも(本当は今すぐ自信を持っていいのですが)。まずはじめに自分のおしゃれに自信を持つというやり方もあります。

イメージコンサルティング

ABOUT ME
木暮亜紀子
木暮亜紀子
PetitPas-プティパ イメージコンサルタント
すてきになる方法、おしゃれに見せる方法をわかりやすく伝えることを得意としています。
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