パーソナルデザイン

パーソナルデザイン診断で大事なこと

Akiko Kogure

パーソナルデザイン診断ではまず、各タイプの外見の雰囲気、特徴の説明を行います。そして外見の雰囲気に合うものが似合うデザイン、ということになるわけですが……

たとえば顔立ちや体のラインに丸みを感じる部分があったとしても、直線ラインを意識したほうがすてきに見える、といったことがあります。直線の雰囲気を感じるから直線タイプ、曲線を感じるから曲線タイプと、短絡的に結びつくとは限らないということです。

パーソナルデザイン診断は【似合う服を選ぶため】に行っています。「何が似合うか」「何を着たらすてきに見えるか」これが診断の目的地です。外見にどのような雰囲気があるか。これは診断に必要なことではありますが、いちばん大事なのは【何が似合うか】。

診断中には各タイプの有名人をあげますが(雰囲気を掴んでいただくため)「確かにAさんは○○タイプですよね!」と納得しやすいと思われる方を多くあげています。ですが中には「Bさんが□□タイプ?」と意外に思う有名人も含まれています。これは一見○○、ということともうひとつ、後でお伝えする他のタイプのファッションもできそうといったことも意外に思う原因として考えられます。

一見○○、たとえばこんな例があります。

・一見キュート、実はフェミニンまたはロマンス・タイプ
一見子ども顔の印象があっても、それを強調するより大人っぽくしたほうがすてきに見える。かわらしいファッションもできなくはなさそうだが、それよりもっとすてきになるファッションがある。

・一見ナチュラル、実はフェミニン・タイプ
カジュアルファッションが似合っているように見える。顔立ちなどに直線や強さを感じるような気もする。でも柔らかく女性らしいファッションにすると、もっとおしゃれにすてきにきれいに見える。
(あらためて考えてみると、カジュアルファッションは似合っているというよりは、「おかしくない」くらいの合い方)こういった方の場合、カジュアルファッションを好んで着ているとか、性格や振る舞いに男っぽさがある場合もあります。

あげた例は一例です。「一見○○、実は◇◇タイプ」は他の組み合わせもあります。

それから他のタイプのファッションもできそうについて。
3タイプある??

パーソナルデザイン診断の結果が○○タイプだったとして、
・あきらかに○○タイプ以外のファッションは合わないと感じる人
・○○タイプ以外にもできそうなファッションがある人
がいらっしゃいます。

ただ「できる」と「似合う」は違うんですね。「できる」は、おかしくない程度の合い方だったり。

女優さんなどの場合は、(本当はもっと似合うものがあるのに)役柄やイメージづくりのために着ているものを見慣れてしまっていたり。またプロの技術(ヘアメイク、スタイリング、照明、撮影、……)によって、そこまで似合うものじゃなくてもすてき!と思わせられる場合もあります。

イメージコンサルティングは、似合う服を見つけることを目的としています。外見の雰囲気は診断の目的ではなく、診断に必要な要素のひとつです。そして似合う服は、プロ並みのテクニックがなくてもそれを身につけることで、あなたを日常からすてきにしてくれます。

ABOUT ME
木暮亜紀子
木暮亜紀子
PetitPas-プティパ イメージコンサルタント
すてきになる方法、おしゃれに見せる方法をわかりやすく伝えることを得意としています。
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