パーソナルデザイン

「振る舞い」とパーソナルデザイン

Akiko Kogure

振る舞いとパーソナルデザインとの関係について少し解説したいと思います。

診断時の振る舞いと診断結果について

(振る舞いなども含めた)内面と、(肉体的な)外見の雰囲気は一致するとは限りません。基本的には別と思ってください。たとえば…
礼儀正しくきちんと振る舞っているからグレース → ×
たいていのお客さまは礼儀正しくきちんとされているので、そうすると全員グレース・タイプになってしまいます。また性格的に元気のいいグレース・タイプの方もいらっしゃいます。
おっとりゆっくり振る舞っているからキュートではない。フェミニンかロマンス → ×
おっとりした動きのキュート・タイプの方、いらっしゃいます。活発なフェミニンさん、ロマンスさんもいらっしゃいます。

振る舞い=タイプではなく、その振る舞いがしっくりくるのか、違和感があるのかというところを見ています。たとえば動きや話し方など早い方。それがしっくりくるのか、もう少しゆっくりなほうが違和感がなさそうなのか。たとえば落ち着いていて表情などもちょっとかたい方。それが違和感がないのか、もう少し動きがあったほうがより魅力的に感じられそうなのか。振る舞いに関しては診断時、そのように見ています。振る舞いがそのまま診断結果にはならないということですね。

お客さまの振る舞いとタイプとの関係についてお伝えすることもあります。「私の振る舞いは私のパーソナルデザインに合っていますか?」などのご質問があったときにお答えしています。聞かれない場合はお伝えしないこともあります。おせっかいになるかなと思うので。ただ線引きは難しいですね…

自分の外見の雰囲気や振る舞いが、客観的にどう見えるかを聞く機会はあまりないですよね。気になる方は診断時、お聞きください。

ご相談「真剣だと相手を緊張させてしまう?」

【お客さまの声】似合うものの幅がわかり、そして広がり…心が軽くなりました
同じく真剣(内面)であったとしても、その人の持つ外見の雰囲気によって受け取られやすいイメージは変わってきます。外見の雰囲気によってその真剣さを怖く感じられる方もいれば、違和感なく感じる方もいます。

そしてキュート・ガーリッシュの要素がある方は一見頼りなげ、ささえてあげたいといった雰囲気に見える方がいらっしゃいます。キュート・ガーリッシュさんが非常に緊張しているような場面では助けてあげたい、見ている側がハラハラするといったことがあるかもしれません。でもこれは内面とは別の話。助けてほしいと思っているわけではないのに見ている側がそう感じているだけ。外見からそう感じているということ。

ですが相手を緊張させないために振る舞いを変える必要はないのではと私は思います。そもそも他人がどう感じるかをコントロールすることはできないですよね。でも知っておくといいかもしれません。自分の意図とは関係なくそう見えるだけ、そう見えることがあると知っていると少し安心できるのではないでしょうか?

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木暮亜紀子
木暮亜紀子
PetitPas-プティパ イメージコンサルタント
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