パーソナルデザイン

ありのままの自分で

Akiko Kogure

ファッショナブル・タイプの方からよくお聞きする悩みがあります。「怖いと思われることが多い」「仕事ができると思われがちだが、実際の自分とのギャップに悩んでいる」。(これは女性のファッショナブル・タイプの方の悩みです。男性のファッショナブル・タイプの場合、これを強みとして使われている方が多いです)

ファッショナブル・タイプの方の見た目はできる印象の方が多いです。たとえば米倉涼子さん。仕事ができるというイメージがありませんか?ですが上記の悩みをお持ちの方は「過剰に期待されることが重い」と感じているのですね。中には「仕事ができないように見せたい」とおっしゃるファッショナブル・タイプの方もいます。

「仕事ができないように見せること」は出来ますよ…出来ますけど…。

本来イメージコンサルティングではその人の外見の特徴を分析して、長所、魅力をより発揮するための服選びをアドバイスします。ファッショナブル・タイプの服選びは「最新流行」「大胆なコントラスト」「シャープ」「格好いい」…などがキーワードなのですが、そういった服を着るとまさに「できる」イメージです。(米倉涼子さんがおしゃれなパンツスーツを着ているところを想像してください)

では「できない」ように見せるには。たとえばかわいらしい服を着ればそう見えるかもしれませんね。(米倉涼子さんが子どもっぽいミニのフリフリワンピースを着ているところを想像してください)

でも、どちらが魅力的かを考えてほしいのです。ファッショナブル・タイプのAさんが
・格好いい似合う服を着て、仕事でミスをしてしまう
・できなさそうな服(!)を着て、仕事でミスをしてしまう

後者の場合、周りからはやっぱり…といった残念な思いしか持たれないような気がします。前者の場合、ふだんちょっと近寄りがたいと思われているであろうAさんがミスをしてしまう。でもAさんもそんなことをしてしまうんだと思って、Aさんとの距離が縮まるような気がしませんか?そのギャップにAさんの魅力を感じたりしませんか?(ミスに対してどう対処するかも大事ですが)

そしてもう一つ。似合う服とそうでない服、どちらを着ているほうが気分がいいですか?違う自分に見せようと似合わない服を着て違う人を演じるよりも、着ていて気持ちのいい似合う服を着る。その結果ファッショナブル・タイプの方はよりできる人に見られるでしょう。

でもここで、期待に応えようと頑張ったりムリしたりする必要はありません。ありのままの自分でいればいいんです。ありのままの自分はミスをしてしまうかもしれないし、ふとした拍子にかわいらしい表情が出るかもしれませんよね。でもそのギャップを魅力と感じる人はたくさんいます。似合うすてきな服を着てありのままでいる。そんな人って魅力的だと思いませんか?

今回はファッショナブル・タイプの方について書きましたが、他のタイプの方にも同じようなことが言えます。

イメージコンサルティング

ABOUT ME
木暮亜紀子
木暮亜紀子
PetitPas-プティパ イメージコンサルタント
すてきになる方法、おしゃれに見せる方法をわかりやすく伝えることを得意としています。
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