パーソナルデザイン

パーソナルデザイン診断の、ある「軸」について

Akiko Kogure

(この記事はアメーバブログで2回に分けてお伝えしていたものを一つにまとめたものです)

似合う服のデザインの診断方法はいろいろありますよね。その中で体型、体つきでタイプ分けをする方法、直線や曲線のような体のラインや雰囲気などからの診断。これは「ライン」という軸で診断をしているんだと思います。

私自身が診断を受け、そして今はコンサルタントとして診断に使っているのはパーソナルデザイン。

それ以外は専門的な知識はありません。ですがパーソナルデザイン以外の手法で診断を受けた方(複数)からお話を聞いていると、似合う服を知る上ではとても大事な軸が抜けているような気が…その軸が無いと服選びはとてもやりにくいのではないかと。

この「ラインという軸」と「もう一つの大事な軸」については最近のメルマガで書いています。この話、似合う服を知るには大事な話だと思うのでブログでも紹介しますね。

(8月7日、14日発行のメルマガから一部修正して転記)

・ファッショナブルとアバンギャルド
・ナチュラルとボーイッシュ
・フェミニン、ロマンスとガーリッシュ
それぞれ共通する点があります。

パーソナルデザインの各タイプをラインで表現することがあります。たとえばグレース・タイプは直線、ロマンス・タイプは曲線など。(ラインのイメージは外見の雰囲気、似合う服の要素どちらも)

共通点はそのラインのイメージ。
・ファッショナブルとアバンギャルド…シャープ
・ナチュラルとボーイッシュ…直線
・フェミニン、ロマンスとガーリッシュ…曲線

ファッショナブル・タイプもキュート・アバンギャルドも外見にシャープな雰囲気があるし、シャープなデザインが似合います。ボーイッシュ、ガーリッシュも同様です。

ではその共通点のあるタイプ、どこで違いを見分けるのでしょうか?キュートとそれ以外のタイプを分けるポイントということですね。

それは「大人っぽいものが似合う」かどうか。パーソナルデザインは大まかには6タイプに分かれますが、次の5タイプは大人っぽいものが似合います。
・ファッショナブル
・ナチュラル
・グレース
・フェミニン
・ロマンス

そしてキュート・タイプはまさに「キュート」「チャーミング」。ただし全員が子どもっぽい外見をしているということではなく、また子どもっぽいデザインが似合うということではありません。ですが遊びのない、真面目な感じの服装はあまり得意ではありません。

ということでキュートとそれ以外のタイプを分けるポイントは「年齢軸」。まあ年齢軸という表現はちょっと無理やりなのですが。先ほど書いたようにキュートが子どもっぽいということではないので。ですが分かりやすいように、ここでは年齢軸という言葉を使いますね。

年齢軸という視点、似合う服選びにはとても重要です。というのはこの視点がないと、たとえば本当はキュートガーリッシュ・タイプの方が曲線の雰囲気があるからと、フェミニンやロマンスのようなタイプだと誤解されてしまう可能性があるからです。

曲線は曲線でもちょっと変わったものや少しかわいい感じのものなどが似合うキュートガーリッシュ・タイプなのにフェミニンな感じ、つまり大人の女性らしい服装が似合うと誤解してしまう。ですがキュート・タイプがそういう服装にすると野暮ったくなったり…。そしてフェミニン・タイプの方はそういう服装でとても上品に美しくなります。

外見の雰囲気が直線とか曲線といった視点は比較的多くの方に知られていると思うのですが、この年齢軸という視点は案外知られていないような気がします。直線は直線(曲線は曲線)でも、
・大人っぽいものが似合うタイプ
・大人な女性の感じにするよりも、ちょっと変わったデザインなどを選んだほうがいいタイプ
とに分かれるということです。

ナチュラルとボーイッシュを例にとると、
・メンズっぽい、つまり「大人の」男性のような服装が似合うのがナチュラル・タイプ
・少年のような服装が似合うのがキュート・ボーイッシュ

それぞれこういった服装で女らしく見えるのがナチュラルであり、キュート・ポーイッシュ。こういった服装で「男(オジサンとか…)」に見えてしまうとしたら、ナチュラルやキュート・ボーイッシュではないということです。

*パーソナルデザイン診断では見るべきポイントが他にもたくさんあります。ラインのイメージや年齢軸はその一部です。

(メルマガは終了しました)

メルマガでも書いていますが年齢軸という言い方はあまりいい表現ではないのですが…他にいい表現が思いつかなくて。

もちろん実際の年齢とは関係ありません。(パーソナルデザイン・タイプは年齢によって変わりません。若いときキュートで年齢が上がったらフェミニンになるといったことはありません)

ところでこれはキュート以外のタイプの方に私がよくお伝えすること。「あなたにはこの服は子どもっぽく感じられます。もっと大人っぽい服を選びましょう」

日本で売られている服は子どもっぽいものが多い印象です。なので大人っぽいデザインということを意識しないと、ついついそのようなものに目がいきがちなのだと思います。

まだ診断を受けていなくてどうも服選びがうまくいかないという方は、直線/曲線という軸の他、年齢軸つまり
・大人っぽくしたほうがいいのか
・大人な女性の感じにするよりも、ちょっと変わったデザインなどを選んだほうがいいのか
という視点で服を試してみてもいいかもしれません。

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木暮亜紀子
木暮亜紀子
PetitPas-プティパ イメージコンサルタント
すてきになる方法、おしゃれに見せる方法をわかりやすく伝えることを得意としています。
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