骨格診断・顔タイプ診断の結果の落とし込みに困っている方へ
骨格診断、顔タイプ診断を受けた方へ。診断結果をうまく使いこなせていないという方はいらっしゃいませんか?また2つの診断結果に矛盾がある場合、この2つをどう落とし込んだらいいかわからないという悩みをお持ちではありませんか?
パーソナルデザイン診断は、その悩みや違和感を解消できるかもしれません。
はじめに
まずお伝えしたいのは、パーソナルデザイン診断と他のデザイン系(どのようなデザインが似合うか)の診断は全くの別物ということ。似たように見える部分があったとしても、別物です。
私はデザイン系の診断については、パーソナルデザイン診断のみ行っています。これは個人的にもコンサルタントとしても、他の診断手法を必要と感じたことはないということ。そしてもうひとつ。パーソナルデザイン診断と他のデザイン系の診断は、コンサルタントとしては本来は同時にできないという事情があるからです。
ただしこれはあくまでコンサルタント側の事情。診断を受けるみなさまに、パーソナルデザイン以外の診断を受けてはいけませんというつもりはありません。受ける理由もさまざまでしょう。たとえば自分のことをもっと知りたいとか。
「パーソナルデザインについて、お伝えできること全て」より
この記事は、パーソナルデザイン以外のデザイン系の診断手法を否定するものではありません。あくまでもパーソナルデザイン診断を行い、アドバイスをしている立場からパーソナルデザイン診断について説明するものです。
骨格診断、顔タイプ診断について言及している部分は、クライアント(受診者)さまからのご相談に基づく私の推察です。これらを前提にこの記事をお読みいただければと思います。
やっとたどりつきました…
「骨格診断」「顔タイプ診断」とはっきり書くことに躊躇はありました。この2つを否定するつもりは全くないのに、診断名を出すことでそう誤解されるかもしれないと思ったからです。それでも診断名を出したのには理由があります。
ネットやSNSで、服選びの診断でよく見かけるのは骨格診断、顔タイプ診断。この2つに比べるとパーソナルデザイン診断は認知度が低いようです…。受診者さまからも「骨格診断、顔タイプ診断の落とし込みで困っていろいろ調べて、パーソナルデザインにやっとたどりつきました」とお聞きすることも。
悩んでいる方になるべく早くパーソナルデザイン診断を見つけ、知っていただきたいということから診断名を明記することにしました。
診断結果をうまく使えていないなら
骨格診断と顔タイプ診断の結果が矛盾しない方もいらっしゃるでしょう。また矛盾する場合もどちらかの診断結果はしっくりきている、似合う服をじゅうぶん選べているという人もいらっしゃると思います。
ですが2つの診断結果を組み合わせても単独でもうまく使いこなせない、しっくりこないという方がいらっしゃるのも事実です。そうかもしれない…という方はぜひ、この先も読み進めてください。

パーソナルデザイン診断について
全体を見ています
パーソナルデザイン診断はその人の部分(顔立ちだけ、体型だけ)ではなく、全体を見ます。顔も含めた全身の印象や個性、魅力を総合的に分析します。つまり1人の人に対するパーソナルデザイン診断の結果は矛盾がないということ。
ただ診断の過程では1人の人の中に矛盾のようなものを感じることもあります。たとえば体型には丸みを感じるけれど、顔立ちにはシャープさを感じるとか。このような場合はファッションに丸みや柔らかさなどがあったほうがいいのか、直線的なラインやデザインなどシャープさがあったほうがよりすてきなのかといったことを判断します。
診断結果は似合う服を選ぶためのもの。診断結果に矛盾があったらその人は似合う服を選ぶことが難しくなってしまいます。パーソナルデザイン診断はその人が「全体として」どういった印象を持ち、どのようにすればよりすてきになるのかということを分析しています。
目的は似合う服
パーソナルデザイン診断ではその人の印象、つまりどういった外見の雰囲気を持っているかを見るとお伝えしました。印象とはたとえば派手、さっぱりした感じ、上品、色っぽい、かわいい、……などなど。
ただしこれは診断の「材料」のひとつであって、結果ではありません。一見派手に見える人でも、派手な装いでよりすてきになるのか、それ以上足す必要がないのかなどを判断します。一見地味に見えても、派手にしたほうがすてきな方、カジュアルでさっぱりした装いが合う方、上品さを強調したほうがおしゃれに見える方などいろいろです。一見かわいらしい印象であっても、かわいいファッションが似合う方、大人っぽい装いでより魅力が引き立つ方などそれぞれです。似たような印象であっても似合うものは異なる、パーソナルデザイン診断の結果が違う場合があるということです。
パーソナルデザイン診断の目的はあくまで似合う服を見つけるためのもの。受診者の持つ外見の雰囲気に対して、どのような装いでよりすてきになるのか。ここまで見なければ目的を果たせません。
サブタイプ
先ほど、診断の過程では1人の人の中に矛盾のようなものを感じることもありますとお伝えしました。実は似合う服という観点からの矛盾はあり得ます。
たとえば「派手にしたほうが似合う」「さっぱりした感じが似合う」が同居している人がいます。このように似合うもののテイストがひとつに絞り切れない人はたくさんいます。そのためパーソナルデザイン診断では、多くの場合メインのタイプとサブタイプの2つを導き出します。
そしてメインとサブの2つのタイプを矛盾なく使えるよう、どのように組み合わせたらいいかなども含めてアドバイスします。まずは診断後の資料送付時にお伝えし、必要に応じてアフターフォローでもアドバイスをしています。
メインのタイプが同じでも、サブが違えば似合うものも違ってきます。パーソナルデザインは大きくわけて6つのタイプがありますが、サブタイプを加味することでもっときめ細かいアドバイスが可能になります。
ところで、メインのタイプが「派手にしたほうが似合う」、サブタイプが「さっぱりした感じが似合う」なら…この方は受診前は派手にしすぎてもさっぱりしすぎても違和感があって、服をどう選べばいいのかわからないという悩みがあったかもしれません。ですがサブタイプも含めてパーソナルデザイン・タイプがわかると、その加減がわかるようになります。
パーソナルカラーとの関連
パーソナルデザインはパーソナルカラーにも影響します。同じパーソナルカラー・タイプでも、パーソナルデザインによって色の選択などが変わってくるということですね。
しっくりこない原因は、もしかしたら色選びにあるかもしれません。ご自身のデザイン・タイプに合った色選び、パーソナルカラーの中からどのように色を選べばいいか、どう色を組み合わせたらいいかなどの知識も必要です。
アフターフォロー
診断を受けてタイプがわかったら、あとはネットで検索すれば似合うものがわかる…のであればラクでいいのですが、なかなかそうはいきません。パーソナルデザインのメインとサブ、そしてパーソナルカラーまで同じでも、似合う服はひとりひとり違います。年齢や体型、さらには個性がひとりひとり異なるからです。
そのためにアフターフォローがあります。受診後の服選びなどについての相談は何回でも無料でできます。もちろんタイプのみに基づくものではなく、それぞれの個性をふまえてアドバイスをしています。イメージコンサルティングは診断をして終わりではありません。診断はスタートです。アフターフォローまで含めてイメージコンサルティングです。
他の診断手法を必要と感じたことがない理由
私はデザイン系の診断についてはパーソナルデザイン診断のみ行っています。個人的にもコンサルタントとしても、他の診断手法を必要と感じたことはありません。
その理由ですがまず個人的に、パーソナルデザインの診断結果にとても納得できたこと。私は40代に入ってから受診しましたが、今までの服選びの失敗の原因などが本当によくわかったのです。以降は服の買物やコーディネートがうまくいくようになり、おしゃれがラクに、そして楽しくなりました。
またコンサルタントとして、パーソナルデザインの考え方はとてもよく出来ていると感じること。ひとりひとりのアドバイスがとてもしやすいと実感しています。

ところでそのアドバイス。これはタイプのみに基づくものではありません。「同じタイプでも似合うものはひとりひとり違います。SNSなどの発信は、発信している人にとっては似合うものでも、あなたには合わないかもしれません」これは診断時などによくお伝えしていることです。それだけ個性を重視する必要があるということなのです。
「パーソナルデザイン・タイプ+個性」に基づき、アフターフォローではアドバイス、買物同行では服や小物を選んでいます。つまり個性を考えることで(他の診断手法がなくても)じゅうぶんひとりひとりに合ったアドバイスができるということ。そしてパーソナルデザインは、私にとってそれをしやすいということなのです。
(骨格診断、顔タイプ診断などの診断結果をうまく使いこなせていないという方は、もしかしたらこの個性をふまえた個別のアドバイスが不足しているのかもしれません)
大事なのは
(受診者さまからのご相談などで)骨格診断と顔タイプ診断の2つの診断結果が矛盾していてうまく使えないという方は実際にいらっしゃいます。さらにはパーソナルデザイン診断の結果もこの2つと矛盾するという方もいらっしゃいます。
なぜ矛盾するのでしょうか?まずパーソナルデザイン診断と他の診断が矛盾するのは冒頭でもお伝えしましたように、パーソナルデザイン診断とそれ以外の診断手法は別物だから。他の診断結果の矛盾については理由を推測することはできますが、大事なのはご自身が何を採用するか。私のおすすめは、まずは診断結果を1つずつ使うこと。矛盾するならもちろん、矛盾しない場合も別べつに使ってみてください。たとえば今シーズンは骨格診断の結果を使い、次シーズンは他診断の結果を使うとか。
また全ての結果を使おうとしなくてもいいのです。ご自身にしっくりくる方法や考え方を選ぶ。どうしても全ての結果を使いたいなら、別べつに使って服選びに慣れてきてから組み合わせて使うことを考えるといいのではないでしょうか。
イメージコンサルティング