イメージコンサルティング

あなたは「タイプ」ではありません

Akiko Kogure

あなたが(パーソナルカラー、パーソナルデザイン)○○タイプだったとします。

ネットやSNSで○○タイプに似合うアイテムはこれ、とか○○タイプはこういった傾向がある、などの情報を集めていっても、それが全てあなたに当てはまるとは限りません。

同じ○○タイプでも、似合うものは全員違うからです。

もちろん重なる部分はあります。
けれど違う部分があり、それが当たりまえなんです。

本当にみなさん、ひとりひとり違います。

買物同行やアフターフォローのご相談で、
・○○タイプのセオリーには当てはまらないけれどAさんには似合う
・○○タイプのセオリーでは「似合う」ことが多いけれど、Bさんには合わない
といったことはたくさんあります。普通です。

パーソナルデザインでいえば、サブタイプが違うとか、サブタイプも同じなら、メインとサブの割合が違うといったこともあります。年齢や体型などの違いもあります.

でもそれだけではなくて。

人はひとりひとり個性があって、そちらのほうが「タイプ」よりも重い。

あなたは「タイプ」ではありません。
あなたという個性を持つ、たったひとりの人なんです。

ところでどうして「タイプ」というものがあるのでしょう?

自分の外見は自分ではわかりにくいので…
「タイプ」は大まかに自分の外見、そして似合うものをつかむためのものと考えてください。

似合う服探しの手がかり。
あなたに似合うもの(服、小物、コスメ、……)は、タイプからさらに「自分の個性」を考えて、見つけていく必要があります。

個性を考えるってどういうこと?と思われるかもしれませんが、やること自体はシンプルです。

試着をすることです。
(コスメなら実際にメイクをしてみる)

膨大な数の服が売られているなか、全ての服を試着するわけにはいかない。
「タイプ」は試着する服を選ぶ手がかりと言ってもいいでしょう。

試着したときも、○○タイプのことを考えるのではなく、「自分」のことを考える。
○○タイプのセオリーから外れる…といったことを考え始めると、悩みのツボにはまってしまいます。

「○○タイプに似合う服」は本当は「○○タイプの比較的多くの方に似合う服(例外もあります)

本来は「タイプに」ではなく「人に」似合う服。
Aさんに似合う服、Bさんに似合う服、……

診断中は「○○タイプの服」といった表現をしますが、本当は「○○タイプの(人の比較的多くの方に似合う)服(例外もあります)」の省略形です。
また診断時にお話しする○○タイプに似合うものや特徴は、わかりやすくするためにそのタイプの典型についての話をしています。

なので似合うものについては、
・診断時の説明に出てくるもの「だけ」しか似合わない
・診断時の説明に出てくるものは「すべて」似合う
というのは誤解です。

このブログでも、○○タイプに似合うもの、といった表現をしていますが、同じようにとらえていただければと思います。

「○○タイプに似合うもの」はあくまでヒント。
そこから「私はどうなんだろう」と考えたり試したり、といったことが必要です。

あなたに似合う服は、あなた自身で見つけるしかありません。

でも自分で探すのは面倒だし、難しそうですよね。
自分のタイプがわかったら、後はネットで調べて答えを見つける。・・・ってしたいですよね。

このブログでも○○タイプに似合うものは、とか○○タイプの特徴、といった記事はアクセス数が多いです。

ネットやSNSの情報で、自分に似合うものがわかったらラクですよね。
もちろんそれで、納得できる情報が得られることもあるでしょう。

ですがもし答えが見つからない、わからない…のなら、診断を受けたイメージコンサルタントに相談することをおすすめします。

(タイプとしての答えではなく)ひとりひとりの個性に合わせたアドバイスをするのがイメージコンサルタントの役割。

そのアドバイスは、あなた「だけ」の似合うものの情報です。

それを積み重ねていくことで、あなたに似合うものを着実につかんでいけますし、似合う服探しもうまくなっていきます。

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木暮亜紀子
木暮亜紀子
PetitPas-プティパ イメージコンサルタント
すてきになる方法、おしゃれに見せる方法をわかりやすく伝えることを得意としています。
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