イメージコンサルティング

オンラインで診断を受けられますか?

Akiko Kogure

社会的または個人的な理由からオンラインでの受診を希望される方もいらっしゃるかと思います。私も出来るならオンラインでとは思うのですが…。結論から言いますとオンラインでの診断は私にはできません、残念ながら。理由は次の通りです。

パーソナルカラー診断

パーソナルカラー診断はドレープというテスト用のいろいろな色の布を受診者の顔の下に当て、色による顔色の変化等を見て診断を行います。オンラインの場合どうやってドレープを当てるのかという問題があります。たとえばドレープを受診者にお送りしてご自身で当ててもらうということは考えられなくもないですが、ただドレープの動かしかたにはコツがあります。

そしてもしこれクリアできたとして(ドレープをご自身で当ててもらう、コツも掴んでもらう)最大の難関は画面で見るのと実際とでは色が違って見えることが多いということ。通販で買った服の色が届いてみたら思っていた色ではなかったという経験はありませんか?実際の色と違っているかもしれない画面を見ての判断・診断はできません…。

パーソナルデザイン診断

「はじめまして」がオンラインでの方とリアルでお会いして、その印象の違いに驚くことがあります。みなさんも経験ないですか?初対面がオンラインの方と実際に会ってみて「あれ、こんな感じの方だったかな?」といったこと。(去年あたりから学校でも職場でもこのような状況が増えているのではないでしょうか)

以前初回無料相談というメニューがありました。診断を受ける前にイメージコンサルティングについて話を聞いてみたいという方のためのメニューです(このメニューは現在休止中です)。このメニューのご利用によりはじめましてがオンラインだった方に受診していただいたときオンラインではカラーはもちろん、パーソナルデザインも診断できなかったと思うことがほとんどです。画面ごしと実際にお会いしての印象がかなり違っていたからです。

パーソナルカラーなどオンラインで診断をされているサロンもあるかと思います。この記事はそのような診断を否定するものではなく、あくまで私には出来ないということをお伝えするものです。またオンライン診断とは別の話になりますが、パーソナルカラーのセルフ診断についても少し。サイトやアプリなどありますよね。これも正確な診断はなかなか難しいのではないかと私は思っています。以前にもこの話題について書いたと思いますので、ここでは簡単に理由をお伝えします。

セルフ診断の選択肢には各タイプの「傾向」が並べてあり、そこからご自身で判断して選択していくというやり方が多いと思います。難しい理由の一つめ。まず自分自身の瞳の色や肌の色などを客観的に判断するのはとても難しいということ。二つめ。傾向から外れる、つまり例外は必ずいらっしゃる。○タイプの瞳の色は□色という傾向があったとして、でもそこから外れる○タイプの方もいらっしゃるということ。自分では例外なのか典型なのか判断が出来ないですよね。

もしセルフ診断をするなら遊び感覚でされることをおすすめします。セルフ診断の結果で悩んだりしないでくださいね。悩むくらいなら好きな色を使って楽しんだほうがいいと思います。

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木暮亜紀子
木暮亜紀子
PetitPas-プティパ イメージコンサルタント
すてきになる方法、おしゃれに見せる方法をわかりやすく伝えることを得意としています。
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