パーソナルメイク

ファンデーションでは隠せない

Akiko Kogure

今回はおもに私自身の経験から、メイクについてお伝えしたいと思います。

ファンデーションで隠したいものはありますか? 私は以前クマを気にしていて、それを隠そうと試行錯誤していました。いろいろなタイプのファンデーションやコンシーラー、コントロールカラーなどを試しましたが…結局うまく隠せませんでした。どんなにやってもクマがあるとわかるし顔色も悪い。今もクマはあるし、さらにはシミなども…。ですが以前、ファンデーションでなんとかしようと頑張っていたときよりずっとクマなどが気にならなくなりました。でもこれ、隠せるコスメを見つけたわけでもなければ、メイクテクニックが上がったわけでもありません。

プロでさえ

専属のメイクさんがいる写真スタジオで写真を撮ってもらったことがあります。写真の仕上がりは本当に凄かった。クマ、シミ、しわ、たるみ……など隠したいものは全て消え、肌がものすごくきれいに見えて、でも写真の仕上がりは自然な感じ。ただしこれはメイク+照明の効果。実物、つまり自分を直接鏡で見たとき、ファンデーションの厚塗り感がすごく気になりました。いろいろ隠れてはいるけれど、自然な感じには見えない。その厚塗り感が照明できれいにとぶのですね。それで写真では自然に見える。

ファンデーションで全てを隠そうとすると、どうしても厚塗りになる。プロがやっても。そしてクマやシミは隠れはするけれど…ファンデーションの厚塗りは老けて見える。プロがやってもそう見えるのだから、素人がふだんするメイクだとおそらくもっとそう見えてしまう。(一般のファンデーションの話です。医療用のものなどはもしかしたら違うのかもしれません)

似合う色で

ではどうするか。今、私がクマやシミがあまり気にならないのは口紅とチークのおかげ。似合う色(パーソナルカラー)の、かつ赤みのある口紅とチーク。パーソナルカラーの口紅とチークを使うと顔色がよくなります。パーソナルカラー診断では首の下にドレープといういろいろな色の布をあて、顔色などの変化を見ます。そして顔色などがよくなる色のグループがその人のパーソナルカラーというわけですね(ものすごくざっくり説明しています)。首の下、つまり顔から少し離れた服などの色が顔色に影響する。ということはクマが気になるとして、そのクマそのものではなく少し離れた場所、唇や頬に色をのせても顔色に影響する。口紅やチークがパーソナルカラーなら顔色がよくなる。

クマが気になるのは、クマがあると顔色が悪く見えるからではないでしょうか。パーソナルカラーの口紅やチークは顔色をよく見せてくれる。なのでファンデーションでがっつりクマを隠そうとしなくても、パーソナルカラーの口紅とチークを使えば顔色がよくなりますし、クマが気にならなくなります。シミについても同じようなことがいえます。

ところで口紅とチークはパーソナルカラーだったら何でもいいわけではなくて、大事なのは「赤み」。(関連記事「40代以降のメイク、どうしたらいい?」)

正直言って…

わかっていませんでした

私自身、服の色、そして口紅やチークの色で顔色がよく見えたり悪く見えたり…ということを全くわかっていませんでした。わかりたくなかったのかもしれません。そのときの流行や好きな色を身に付けたかったから。でも私自身がイメージコンサルティングを受けて、そしてたくさんの人のパーソナルカラー診断をさせていただいて…色ではっきり違って見えるということを実感しています。似合う色は本当にきれいになる。だから顔色をよく見せたい、肌をよりきれいに見せたいならファンデーションだけで隠そうとするより、口紅やチークなど、さらには服の色にも似合う色(パーソナルカラー)を使うと簡単で効果的。

以前は色の影響をわかっていなかったから、そして好きな色を着たかった、だから色の影響ということを考えたくなかったからこそ、今はその影響や効果がよくわかる。自分が着てる服の色は着てしまえばわからない。もちろん今日何色を着たかという記憶はあるし、鏡を見ればわかる。ですがその、鏡を見たとき。以前、似合う色を知らなくて、好きな(でも顔色としてはよく見えない)色を着ていたときは鏡を見て「好きな色を着ている満足感」なんて感じたことはなくて、「顔色悪い…」と残念に思うことがほとんどでした。今は、今日ちょっと疲れているかも、睡眠不足なんていうときでも、似合う色の服を着て似合う色のメイクをするとやっぱりきれいに見えるので、機嫌よく出かけられます。

プロのテクニックはありません

私自身、プロとしてのメイクを学んだことはありません。プロとしてのメイクというのは例えばメイクアップアーティストとして人にメイクをするといったこと。私にはプロのメイクのテクニックはありません。でもほとんどの人はプロのメイクテクニックを持っているわけではないですよね。そしてたぶん毎日のメイクにそんなに長い時間もかけられないと思うのです。私がアドバイスをさせていただいているのはそういった方々のためのメイク。高度なテクニックを持っているとか、毎日メイクに長時間かけられるとかといったことがなくてもきれいになれるメイク。簡単な手順で短時間できれいになれるメイク。それが似合う色(パーソナルカラー)のメイクです。

年齢でかわる

若いときのメイクと年齢を重ねてからのメイク。この2つは別物です。極端に言うと若いときのメイクは好きな色を好きなように塗るといった「塗り絵」のようなメイクもできる。(とはいえこれが当てはまらない方もたくさんいらっしゃいます。この後書きます)

年齢を重ねてからのメイクは、適切な色と量を適切な場所に。たとえばファンデーション。量が多いとシワなどがかえって目立ってしまう。

若いときと年齢を重ねてからの違い。それは肌の凹凸。若いときはつるんとしている。なので顔をキャンバスに見立てた塗り絵メイクもあり。

年齢別メイクアドバイス その1

ファンデーションをしっかり塗ったり、コンシーラーやコントロールカラー、ハイライトやシェーディングを駆使したり。さらには涙袋を描く(2026年追記。この記事を書いた当初、2018年にはまだ涙袋を描くメイクはなかった…少なくとも一般的ではありませんでした)といったメイクも余分なものがない、肌がつるんとした(若い)方であれば問題を起こしにくいですし、楽しめると思います。

年齢を重ねると、肌にいろいろなものが出てくる。だからたくさん足すメイクは難しくなってくる。もちろん人(肌質などの他、パーソナルデザインも関係します)にもよりますし、テクニックを身につけることでクリアできることもあるでしょう。でもどんなタイプの方でも、テクニックがなくても、さらには年齢にかかわりなくきれいに見えるメイクをイメージコンサルティングではお伝えしています。

イメージコンサルティング

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木暮亜紀子
木暮亜紀子
PetitPas-プティパ イメージコンサルタント
あなたがきれいに見える服が、似合う服。似合う服を着ると自分がきれいに見える。だから似合う服がわかると、とても楽しい。(ベストカラーコム認定コンサルタント)
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