同じじゃなくていい
自分以外の何か、誰かと同じにしようとすると、苦しくなる。
でも無意識のうちに同じにしようとしてる、ということはないですか?
今回はそれをアイメイクを題材に伝えてみようと思います。
アイメイクのやり方や使う色、そして仕上がり。
ネットや雑誌などで多く発信されているようなやり方でやってもうまくいかない、そのような仕上がりにならない。
そういったことで悩んでませんか?
全員に合うやり方なんてなくて、合う人と合わない人がいる。
自分の持っているものを活かしたほうが、ラクにきれいにすてきになれる。
と今ならそう言えますが、以前の私はそうではありませんでした。
雑誌などで取り上げられているメイクをしてみても、私はうまくいきませんでした。
そういったメイクは、茶系のアイシャドウを使っているものが多い。
でも私が茶系を使うと、アイシャドウの茶色が汚れに見える、疲れて見える、老けて見える、スッピンに見える、……(泣)
冬タイプの私は茶色が苦手なのですが、当時私は自分のパーソナルカラーを知らなくて。
私(のテクニックや肌、顔)のせい…などと思っておりました。
もっと自分に合う方法がある、という発想がなかったんですね。
雑誌などに載っているアイメイクのやり方を絶対だと思っていて、それ以外の方法があるとは考えられなかったのです。
当時の私が目の前にいたらこう言ってあげたいし、コンサルティングで冬タイプの方に伝えることもあります。
「茶系のアイシャドウ、無理して使わなくてもいいですよ」
よく見かけるアイメイクの情報って、こんな感じではないでしょうか。
bの目を大きく見せるというのは、目の周りに広めに影などを描いて、「ここまで目ですよ」と錯覚させている(ということだと思う)。
そして人の肌に影を描くのだから、茶系が自然に見える、と。
でもこのようなメイクが合う人と合わない人がいます。
たとえばパーソナルカラー「冬」タイプ。
冬タイプは茶色があまり得意ではありません。
ブルベ冬向け、とうたっているメイクでも茶色を使っているものが多い印象。
色みは赤みのブラウンをすすめられていることが多く、確かに冬タイプが茶色を使うなら赤みなのですが。
またグレー系ですと紹介されている場合も、その色はグレイッシュな茶色、つまり「茶色」であることが多い。
でも赤みブラウンであっても茶色は茶色。
グレイッシュであっても茶色は茶色。
冬タイプの方が面積大きめに茶系を使うアイメイクをすると、うまくいかない、もう一つ、といった感じになることが多いと思う。
いえ、冬タイプの方でも茶系のアイシャドウでうまくいっているならいいんです。
うまくいっていないなら。
(冬タイプの方、そしてご自身のパーソナルカラーをご存知ない方で、茶系のアイシャドウでうまくいかない方も)
茶系のアイシャドウを使わなくてもいいのかもしれない。
グラデーションにしなくても(アイシャドウをのせる範囲がせまくても)いいのかもしれない。
一般的とされている方法が、自分に合っていないのかもしれない。
と、一度そのように考えてみてもいいのではないでしょうか。
(メイクがヘタだからとか、自分の顔がどうだとか、自分を責めるのではなく)
アイシャドウは茶系が自然に見えると、一般的には考えられています。
だから冬色(モノトーンやネイビー、……など)をアイメイクに使うと派手に見えるのでは?目立ってしまうのでは?という心配もあるかもしれません。
私は冬タイプは茶色を使わず、冬色でメイクをしたほうがきれいだしナチュラルだと思います。
先ほどのリンク先の過去記事「冬/キュート[アバンギャルド]はなぜアイメイクに悩むのか」のようなアイメイクなら、ナチュラルです。
グラデーションではなくコントラストを強調するほうが、冬タイプの方はより魅力的、印象的になります。
グラデーションもパーソナルデザインによってはありなのですが、この方法は冬タイプなら、キュート・タイプに限らず他のパーソナルデザイン・タイプの方も使える方法です。
情報や人の意見など、自分以外を自分より「上」にしない。
自分を「主」にする、ということですね。
(先ほどの記事で提案したアイメイクの方法も、絶対ではない)
パーソナルメイクアドバイスでは、冬タイプの方はもちろん、冬以外のタイプの方にも、ブラウン以外のアイシャドウを使ったメイクのアドバイスを行っています。
夏タイプの方は、赤みブラウンは似合う色ですし、赤みブラウンを使ったアイメイクもありですが、もっと似合う色があります。
イエローベースの方はブラウンメイクは得意ですが、春タイプ、秋タイプ、それぞれより似合うブラウンがあります。
またイエローベースの方も、ブラウン以外にも似合う色があります。
またパーソナルデザインによっても似合うメイクは変わりますが、そのアドバイスも行っています。
パーソナルメイクアドバイスは、【メニュー】イメージコンサルティングに含まれています。
今回は冬タイプのアイメイクを取り上げましたが、言いたいのはそこではなくて。
世間一般でいいとされているやり方や基準に合わせなくていい。
そのやり方が合う人と合わない人がいる。
合わない場合、自分を責めたり悩んだりするのではなく、自分の持っているものを活かす方法を見つけましょう。
その方法は必ずあります。
これはメイクだけでなく、服などについても言えることです。
(そしてメイクやファッション以外についても)
ところでパーソナルデザインなどの「タイプ」について。
これも「タイプ」が上なのではなく、あなたの個性が主。
タイプはあくまでヒント。
○○タイプはこれが似合うといった情報があると思いますが、それがあなたに当てはまるとは限りません。
当てはまらない…と悩んでいるなら、アフターフォローを活用することをおすすめします。
→ アフターフォロー