服選びのヒント

ちょっと冒険な色の組み合わせ

Akiko Kogure

CATEGORY[服選びのヒント]では、より具体的な「似合う」をお伝えしています。

ちょっと冒険な色の組み合わせ(例 ピンク×緑)は、使う分量やバランスなどに特に気を付けたほうがいいでしょう。

カラー×デザイン。(冬×ナチュラル)その2

私自身パーソナルカラーってすごい、面白いと思うことはいろいろあるのですが、そのうちの一つ。思ってもみなかった色の組み合わせがパーソナルカラーどうしだと出来るということ。たとえばピンク×緑。

2014年のブログから、私物。

ただこれ、パーソナルデザインがキュート・アバンギャルドだからできたのかも。ピンク×緑という組み合わせに加えて、このピンクは中明度(中くらいの濃さ)。冬タイプにとっては派手に見える可能性が。

ということで今回はちょっと冒険な色の組み合わせについて。

基本的にはどのパーソナルカラータイプの方も、ニュートラルカラーを多めに使うのが無難です。茶色やベージュ、ネイビーやモノトーンなど。そしてニュートラルカラーに色み、たとえば赤、青、黄色、緑、ピンク、オレンジ……などを加える。同系色でそろえる。このあたりが洗練されたカラーコーディネートに見せやすい。

先ほどのピンク×緑のような、色み×色みは少し気をつけたほうがいいこともあります。そのポイントについてお伝えしますが、その前に各カラータイプの例をあげておきます。カラー手帳を見て実際に色を組み合わせてみると理解しやすくなると思います。

春 オレンジ×黄緑
夏 ピンク×緑
秋 オレンジ×青
冬 ピンク×緑
(色名はカラー手帳のものではなく、一般名称です)

ところで、秋の色はたくさん組み合わせてもうるさくなりにくいという特徴があります。ですので以下はあまり気にしなくていい場合もありそうです。

明度(色の濃さ)
各カラータイプ、得意な濃さにしてください。特に彩度が高い色のグループ、春と冬。春は濃い色のオレンジと黄緑、冬は中くらいの濃さのピンクと緑の組み合わせはかなりハデに見えると思います。

夏の濃い色どうしは重く、秋の薄い色どうしはぼんやりした感じになるかもしれません。

分量バランス
1:1に近ければ近いほど、ポップな感じ、ユニーク、冒険な感じに見えやすい。なのでキュート・タイプやファッショナブル・タイプは1:1はありだと思います。ただし明度やデザイン、素材に気をつけて。

この2つのタイプも含めてより使いやすい色の分量は、どちらかを少なくすることです。たとえば春なら【オレンジのトップに黄緑の膝丈スカート】よりも【オレンジのワンピースに黄緑のベルト】。

素材
そもそもデザインが似合っているということは前提なのですが、特に素材は大事。具体例を②も含めて、今回も冬×ナチュラルで伝えします。濃い色を選んでいるということで読んでください。下にいくほど冬×ナチュラル・タイプの方にとって取り入れやすいと思います。

フューシャ薄手ニット×緑ウール膝丈ストレートスカート(分量が1:1に近く、ポップな感じでちょっとキュートっぽい)

フューシャざっくりニット×緑ウールロングストレートスカート(トップの素材と分量バランスを変更)

フューシャざっくりニット×緑ジーンズ(ボトムもより得意なデザイン、素材に)

さらに自然な感じの組み合わせ、上下どちらかをニュートラルカラーにするとよりしっくりきやすいですね。

フューシャざっくりニット×黒や濃い藍色のジーンズ(鉄板)

②について補足。
パーソナルカラーに関わらず、グレース、フェミニン、ロマンスも1:1など、つまり上下でぱきっと色が違いすぎるとやり過ぎになる場合が。
グレース・タイプは上下そろったもの(つまり同色)が得意ですし、フェミニン・タイプ、ロマンス・タイプもコントラストは強すぎないほうがいいので。

・画像はデザイン等の参考例としてあげています。
・似合うものについての説明や画像は一例です。同じタイプでもひとりひとり個性があり、似合うものは異なります。
・具体的には診断を受けたコンサルタントに相談することをおすすめします。
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木暮亜紀子
木暮亜紀子
PetitPas-プティパ イメージコンサルタント
すてきになる方法、おしゃれに見せる方法をわかりやすく伝えることを得意としています。
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