ナチュラルさんが「面倒くさい」を・・・
今日のコンサルで気付いたことがあります。
— 木暮亜紀子/イメージコンサルタント (@kakiko33) July 7, 2019
・冬/キュート[アバンギャルド]はなぜアイメイクに悩むのか
・ナチュラルさんが「面倒くさい」を増長(失礼!)してしまうわけ。
またブログに書きます。
ナチュラルさんが「面倒くさい」を増長(失礼!)してしまうわけについて。
まず前提。「外見」と「内面」は、必ずしも一致しません(でも影響はしあっています)。これはナチュラル・タイプに限ったことではなく、全てのタイプに言えること。
たとえばグレース・タイプ。外見には、きちんとしている雰囲気があります。ですがグレースさんが全員、性格もきっちり真面目とは限りません。
たとえばロマンス・タイプ。外見はソフト、おっとりしている、癒し系な雰囲気の方が多い。でも中身ハード(やり手、はっきりものを言うなど)なロマンスさん、何人か知ってます。もちろん内面もふんわりした方もいらっしゃいます。ロマンス・タイプに限らず内面はいろいろ。
さてナチュラル・タイプ。外見からはさっぱり、さばさばした雰囲気を感じます。繊細、丁寧な動きよりも、大ざっぱな動きのほうがしっくりくる。女らしく柔らかい曲線的な体の使い方より、ちょっと男っぽいくらいのほうがはまる。でも性格まで全員男っぽいわけではありません。
面倒くさい。やらなくて済むならやりたくないってないですか?こういう面倒くさい、ナチュラル・タイプだけじゃなく多くの方にあると思うんです。ですが……
話がかわるようですが、同じことをしてるのにAさんは許されてBさんはダメ出しされるなんてこと、ないでしょうか?原因はいろいろあると思いますが、外見の雰囲気が関係している可能性もあります。
同じように「面倒くさ!」って言って、ちょっと大ざっぱというか、ガサツな動きをしたとして。
グレース・タイプの方(たとえば黒木瞳さん)やロマンス・タイプの方(たとえば藤原紀香さん)がこれをすると、周りは違和感を感じやすいのではないでしょうか。
でもナチュラル・タイプの方(たとえば天海祐希さん)だと悪くないというか、妙にはまるというか、むしろ魅力的だったり。
周りから受け入れられやすいものは伸びていく可能性があるし、逆もそうですね。
「外見」と「内面」は、必ずしも一致しません(でも影響はしあっています)とは、こういうことです。
前置きが長くなりましたが、先日のコンサルでさらに気づいたこと。
ナチュラルさんは「それほど濃いメイクをしなくても、そもそも美しい人が多いのも特徴のひとつ」。いいかえると、ちょっと濃くしただけなのにやりすぎ感が出てしまったり。
メイクでたくさんの手順を踏んで手間をかけるのって、面倒といえば面倒じゃないですか。でもナチュラル・タイプの方は面倒くさいからと手順を省略したメイクでも、いけちゃうというか、むしろそのほうがいい場合も。これもまたナチュラルさんが面倒くさいを増長してしまう一因かもと思ったのです。(他のタイプもメイクで説明できるかも)
ところでナチュラル・タイプ、羨ましい。私も面倒くさいで済ましてOKなタイプだったらよかったのに。なんて思っている方いらっしゃるかもしれません。でもこういったことは、どのタイプも一長一短なんです。