パーソナルデザイン

「私には何が似合う?」の考え方(パーソナルデザインの資料の活用法)

Akiko Kogure

似合うものを選ぶときは全体の雰囲気で。

○○(部分、アイテム)ならなんでもいい、といった判断のしかたではなく。

直線/曲線や丸首/Vネックなどの部分。

私は直線タイプだから曲線は全てダメ、とか。

特定のアイテム。

ローファーは得意なアイテムだから、ローファーだったらなんでもいい、とか。

・・・というように考えてしまうと、上手くいかなかったり、分かりにくくなったり、また本当は似合うものなのに見落とす…つまりファッションの幅を狭くしてしまったりします。

たとえばナチュラル・タイプの方はローファーが似合いますが、それはローファーにはメンズっぽさを感じるから。

ナチュラル・タイプの方にはメンズっぽい雰囲気があり、メンズっぽいデザインが得意。

ですが高校生が履きそうな、たとえば厚底でつま先が丸いローファーだとどうでしょう?

ナチュラル・タイプの方は男性が(ビジネスシーンなどで)履きそうなローファー、と考えると選びやすいと思います。

全体の雰囲気から似合うものを選ぶためには、

・ご自身の外見の雰囲気

・アイテムから感じる雰囲気

両方わかる必要があります。

でも、どちらも難しい…という場合。

ぜひ、診断後にお送りしていますパーソナルデザインの資料を活用してください。

パーソナルデザインの資料はさらっと書いてありますが、似合うもの選びのヒントがいっぱい詰まっています。

資料には、各タイプの外見の雰囲気と、似合うデザインが載っています。

これを使って、

・ご自身の外見の雰囲気

・アイテムから感じる雰囲気

共通項を見つけます。

【資料に載っている似合うデザインや素材などについて、それらのどういったところが外見の雰囲気と合っているのか】を考えます

ナチュラル・タイプを例にあげます。

(資料にある)デニムは、ナチュラル・タイプの外見のどういったところに合っている?

ナチュラル・タイプの「スポーティ」「くだけた感じ」と合う

「スポーティ」「くだけた感じ」が共通項、ということですね。

ローファーなら共通項は「メンズっぽさ」。

このように考えていくと、実際のアイテム選びの際、どのようなデザインのものを選べばいいか分かってきます。

またデザインの「部分」ではなく「全体の雰囲気」を掴むことができるようになります。

さらには資料に載っていないアイテムでも、そのアイテムから感じる雰囲気とパーソナルデザイン・タイプの雰囲気が合っているのかどうか、つまり似合うかどうか判断しやすくなり、選ぶ範囲が広がります。

ちなみに先ほどあげたナチュラル・タイプの例の共通項のスポーティ、くだけた感じ → 「カジュアル」と考えていただいていいと思います。

実はナチュラル・タイプの資料に「カジュアル」という言葉はのっていないのです。

またローファーの「メンズっぽさ」、この言葉も資料にはのっていません。

ですが診断時の説明や、アフターフォローでのやり取りなどからも、ご自身の外見の雰囲気や似合うデザインについて、資料以外にも膨らませてみてください。

このような感じでぜひ、ご自身のパーソナルデザイン・タイプの資料を活用してみてくださいね。

いきなり一人で考えるのは難しい…という方はアフターフォローをご利用ください。
アフターフォロー

おまけ。

この資料活用について各タイプ、例をあげようと思ったのですが、資料を見返しているうちに「フリル」というディテールが目に入ってきました。

以下のタイプは資料に「フリル」が載っていますが、これもフリルなら何でもいい、ではないということの例ですね。

(かっこ内は各タイプの外見の雰囲気など)

■ ファッショナブル・タイプ
おおげさなフリル(存在感がある、派手。小さなものは不得意)

■ フェミニン・タイプ
やわらかなフリル(上品で優しそう)

■ ロマンス・タイプ
たっぷりしたフリル(女性的な魅力、甘い)

■キュートガーリッシュ・タイプ
やわらかく小さめのフリル(華奢、可愛い)

ここにあげた以外のタイプの資料にはフリルは載っていないのですが、ではフリルは一切使えないのかというとそうではなくて。

確かにあまり得意ではなく、フリルがないデザインのほうが選びやすいとは思います。

でもここでもやはり「全体の雰囲気」。

どんなデザインのフリルなのか、アイテム全体、そしてコーディネート全体で見たときどのような雰囲気なのか、ということから判断します。

ABOUT ME
木暮亜紀子
木暮亜紀子
PetitPas-プティパ イメージコンサルタント
すてきになる方法、おしゃれに見せる方法をわかりやすく伝えることを得意としています。
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