パーソナルデザインが必要な理由
なぜパーソナルデザイン診断がいるのかということを、私の経験からお伝えします。
現在私が行っている「イメージコンサルティング」に出会うまで、2人の先生にパーソナルカラー診断を受けました。結果は2回とも「冬」だったのですが、2回目、そして3回目(=イメージコンサルティング)を受けたのは、似合う色はわかっているはずなのに、服がうまく選べなかったから。
でもそれには理由がありました。
パーソナルカラーさえ使えば、どんなデザインでも似合うのではないかと思ってしまっていたこと。パーソナルカラーの「色のイメージ」でデザインを選んでいたこと。
パーソナルカラーの「色のイメージ」でデザインを選ぶとは。パーソナルカラー冬は、色のイメージはシャープ、華やか、ドラマティック、甘くしすぎないなど。そのイメージで服のデザインを選ぶということですね。
でもパーソナルカラー冬タイプの中にも、スポーティでラフな感じの人、甘くソフトな雰囲気の人、かわいらしい人などさまざまな人がいます。
甘くソフトな雰囲気の人がパーソナルカラーが冬だからといって、シャープなデザインの服を着たら……「似合っている」という感じにならないどころか、違和感を感じさせてしまうでしょう。
ということは今だからわかりますが……パーソナルデザインを知らなかったころ、私は服をパーソナルカラー冬のイメージでデザインも選んでいました。でもそうやって選ぶと重く、やりすぎている感じになってしまっていたんです。
後にイメージコンサルティングを受けて、私のパーソナルデザインが「キュート(アバンギャルド)」だと知ってから違和感の理由がわかりました。キュート・タイプの服選びのキーワードの一つに「小さめ」というものがあります。パーソナルカラー冬のイメージで服のデザインを選ぶと、私にとっては大げさで重い感じになってしまっていたんです。
たとえば黒いジャケット。パーソナルカラー冬のイメージ(ドラマティック)だけで選ぶならパワーショルダーのロングジャケット。でもこれをキュート・タイプの私が着ると、服に着られてるような感じに……。キュート・タイプなら丈もシルエットもコンパクトなジャケットがしっくりきます。
似合う服を選ぶためには、似合う色に加えて「似合うデザイン(パーソナルデザイン・タイプ)」を知ることも必要です。