イメージコンサルティング

年齢を重ねた方にこそ

Akiko Kogure

イメージコンサルティングは若い人のものと思われている方が多いような気がします。ですがイメージコンサルティングはむしろ、40代以降の方のためのものと言ってもいいくらいです。

若い頃は

若い方にももちろん、イメージコンサルティングは役に立ってくれます。特に節目のときは似合うものを知っていたほうが有利です。

たとえば就職活動。リクルートスーツなんてどれも同じと思われるかもしれません。でもだからこそちょっとしたことで差がつき、印象が変わります。面接で第一印象が大事なのは言うまでもありませんよね。

ですが…ふだん着などは若いうちは何を着たってかわいいんです。年齢を重ねた方、若い人を見てそう思いませんか?ご自身でもそうだったと思いませんか?

飾らなくてもかわいいし、多少やり過ぎても許されますよね。

年齢を重ねると

年齢を重ねると、ご自身の外見に合わないものを身につけたり、足りなかったり、逆にやりすぎたりすると、違和感が増してしまうのです。似合うもの―ご自身の外見に調和するものを過不足なく身につけることで、すてきに見えるようになってくるのです。

ところで年齢を重ねると、いろいろなものが増えますよね。増えたものには知恵や経験などポジティブなものもありますが、外見に関して言うと見えて欲しくないのも増えます。

断っておきますが、一般的に見えて欲しくないと思われているものを、私はネガティブに捉える必要はないと思っています。ただ現実的にはネガティブに感じる方が多いのではないでしょうか。これはマスメディアなどによってつくられたイメージで、私たちはどうしてもこれらに影響を受けてしまうのです。

ということでここでは「見えて欲しくない」という表現を使います。

メイクについて

メイクを例にお話しします。年を重ねるとお顔に見えて欲しくないものが増えますよね。先ほどもお伝えしましたように、私はこれを余分なものとか消さなければならないものとは思っていませんが、そうは思えない、できれば消したいと思う方も多いのではないでしょうか。

なのでそれをメイクで隠したくなる。ですがお顔にいろいろなものが増えてきて、そこにさらにメイクをたくさん足してしまうと、やりすぎ感が出るのです。たとえばファンデーションの厚塗りや、過剰なアイメイクは老け見えすると思いませんか?

ですが若い方(若い頃)は、すっぴんでもかわいいし、ファンデーションの厚塗りをしたって老け見えすることはないですよね。過剰なメイクだって許される。

パーソナルカラーを使うと最小限のメイクできれいに見えます。たとえば厚くファンデーションを塗ってしっかりコンシーラーで隠さなくても、似合う色の口紅でシミやシワなどが目立ちにくくなります。

これはどういうことかというと、目くらましなのです。目くらましなんて言うとがっかりさせてしまうかもしれませんが、少し説明をさせてください。

似合う色のメイクをするとその人自身の魅力が前面に出てきます。似合う色の効果はいろいろありますが、たとえば顔色が良く見える、肌が綺麗に見える、リフトアップして見えるなど。つまりきれいに見えるということです。

そしてその人がきれいで魅力的だと感じると細かい部分、一般的にウィークポイントと言われているようなところには目がいかなくなるのです。

(余談)
これはうまく伝わるかどうかわかりませんが、なるほどと思ってくださる方もいらっしゃるかもしれません。わからない場合はスルーしてください。

メイクをキャンバスに色を塗ることにたとえます。若いうちは真っ白なキャンバスのようなもの。何も描かなくてもきれいだし、いろいろな色を塗ったり描いたりすることもできる。若いときはそれこそ絵画を描くような、好きな色を好きなだけ塗るといったメイクも、たとえそれが上手じゃなかったとしてもそれなりに楽しめる。

年齢を重ねると、キャンバスには(自分で描いたものではない、望んだものではない)色や線が既にのっている。それを隠したいと思って分厚く絵の具を塗ろうとしても、きれいに塗るにはテクニックが必要。また調和しない色を塗ってしまうと、違和感が増してしまう。

服について

若い頃は何を着ても似合っていた理由

「若い頃は何を着ても似合ったのに」そう思う方は多いと思います。ですが実は、何でも似合っていたわけではないのです。先ほどのメイクと同じ。若いときの外見は真っ白なキャンバスのようなもの。飾り立てなくてもきれい、またやり過ぎなくらい飾り立てたとしても許される。ただ本当に真っ白というわけではないので、若い頃にも似合う・似合わないはあります。

年齢を重ねると似合う・似合わないがよりはっきりしてきます。ご自身の外見に合わないものを身につけたり、足りなかったり、逆にやりすぎたりすると、違和感が増してしまうのです。ですが似合うもの―ご自身の外見に調和するものを過不足なく身につけると、とてもすてきに見えます。

また若いうちは似合わないものを着てもそう悪くないと感じる理由はもう一つあります。

似合うものを身につけることで得られる効果は、いろいろあります。その一つが、知的に見えるということ。外見に調和したものを着ていると、頭がよさそうに見える。その人は自分を知っていると感じさせるのですね。

若い頃は、多少幼い振る舞いをしても許される。自分を知らなかったとしてもそうは責められない。ですが年齢を重ねると、知的であることや、自分を知っていることを求められてしまうのです。

似合う服を着ると体型も

服には色だけでなくいろいろなデザインがあります。パーソナルデザインのタイプを知り、似合う色、似合うデザインの服を着ることでその人の魅力が引き出されます。

気になる体型も、隠れるというよりスタイルがよく見えるようになります。似合う服はその人自身、その人全体をおしゃれに、すてきにきれいに、魅力的に見せてくれます。そうなるとウィークポイントには目がいかなくなります。似合うメイクと同じですね。

似合う服を着るようになって「体重は変わっていないのに、やせた?と言われるようになりました」といったご感想もいただいています。

今までおしゃれやメイクが苦手でした、服選びに自信がありません、ファッションに詳しくありませんといった方も心配なさらないでください。イメージコンサルティングは診断をしてタイプを伝えただけで終わりではありません。ぜひアフターフォローをご利用ください。

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木暮亜紀子
木暮亜紀子
PetitPas-プティパ イメージコンサルタント
すてきになる方法、おしゃれに見せる方法をわかりやすく伝えることを得意としています。
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