お客さまの声

【お客さまの声】正解は1つではないのに

Akiko Kogure

お客さまからイメージコンサルティングの感想をいただきました。とても大事な内容を含んでいると思いますので、全文をご紹介します。お客さまの状況等について補足をしないのでわかりにくいところがあるかもしれませんが、何かを感じ取っていただければと思います。(許可を得て掲載しています)

M.Kさま(大学院生/女性/20代)
パーソナルカラー:春
パーソナルデザイン:ロマンス/(サブ)フェミニン
 
 
昨日は本当に楽しくて一生ものの時間でした。以下、感想をお伝えいたします。長文で大変失礼いたします。

パーソナルデザイン(イメージコンサルティング)を受診したきっかけは、自分自身の容姿に自信が持てなかったことです。学生時代はどんなにダイエットをしても髪型を変えても垢抜けずに悩んだり、流行のダボッとした淡い色の装いをしても太って見えたり、どうオシャレをすれば良いか見えてきませんでした。セーラー服やブレザーを爽やかに着こなす友人をうらやましく思っていました。
最近は、仕事柄スーツなどシンプルな服を着た時に着られてしまっている感覚や、体型を強調しすぎと先生方から注意をいただくなど困り事も増えてきました。
クラスや部活ではぶりっ子、気取っている、異性に媚びている、バイト先ではとろそう、仕事できなさそう、不倫しそうなど先入観で性格や人格を良くない方に取られてしまったことも度々あり、追い詰められた時は整形手術を考えたこともあります。

「世間」の美人の基準「シンプルな服でも様になる」「華奢で小柄な体型」「卒業アルバムの写真が美人」「bmi19以下」「まとめ髪が似合う」などからまんまと外れてて、それを理由に悪口を言われる度に「私は一生オシャレが出来ないのではないか」と悩んでいました。

しかし、友人や受け持っている生徒からの「これ似合うね!」「このリップの色いいんじゃない?」「この髪型にしてみたら?」の言葉のおかげで、徐々に「私の似合う装いと系統はもしかしたら…?」と光が見えてきました。今思えばそれらの言葉がなかったら、ここへたどり着くことは無かったでしょう。
まず、顔タイプ診断や骨格診断をして似合いそうな系統(顔タイプキュート/骨格ストレート)が見えてきて、でも体型とちぐはぐな結果で困っていた時に、パーソナルデザインを知りました。
周りの人々のオシャレに対する温かい言葉を頼りに、ここにたどり着きました。

木暮亜紀子先生はキュートアバンギャルドということで、桃井かおりさんのように確かにショートカットとモードなファッション、可愛らしいアクセサリーがとてもお似合いです。私は、ファッションセンス抜群の先生からアドバイスをいただけると思うとワクワクしました。

木暮先生は、私の似合うものについて一緒に真剣に考えてくださり、また私の容姿の長所についてたくさん伝えてくださいました。ロマンスタイプと知り、自分の持つ要素について言語化していただいたことで、オシャレへの方向性が一気に見えてきました。なぜ、あの時周りの人々はこういうことを言ったのか?ぼんやりした自分の良さがはっきりした時、改めて周りの人々に感謝しました。顔や体、雰囲気の曲線要素が強く、90パーセント以上のロマンスタイプとお聞きした時、似合わない服が似合わない理由についてかなり腑に落ちました。
メイクアドバイスの際に、イエベ春のリップを塗った時、オレンジのチークをしたとき、顔色も心もぐんと明るくなりました。何より先生から「すごく綺麗よ!上品な色っぽさ!」と褒めていただいたのが自信になりました。今後もしっかりお化粧をしていこうと心がけました。ピタッと顔と化粧が合った感覚が今でも心に残っています。
服も華やかな柄や露出が大丈夫であることを知り、自分を輝かせるためにますます着てみたいと感じました。(自宅にある服でも探してみようと思います)
藤原紀香さんに幼い頃から憧れており(ドレスが似合ってお姫様みたい)憧れの芸能人でしたが、ファッションの参考になることを知り嬉しく思いました。その他にも藤あや子さんや宮沢りえさんなどが同じタイプと知り年齢を重ねていくことに対してますます前向きになれました。
スーツやカジュアルなものが得意でありませんでしたが、その悩みに対しても、より良い着こなし方について教えていただきました。これからは安心して学校に行けそうです。
しゃべり方や仕草も容姿に合っているとお聞きして、自分のことが好きになれました。

また、根拠の無い誹謗中傷やSNSでの悪口、陰口に対しては毅然と対処をしていくアドバイスもいただけました。自分自身が悪いのかな、私の容姿はそんなに人に不快な思いをさせてしまうのかな、と悩み、敢えてガサツな口調や振る舞いや、目立たなくするために流行りの服と流行りの髪型で揃え自分を殺して生きていました。しかし、そう仰っていただけたこと、何より世間には先生はじめ自分のようなタイプと仲良くしてくださる方がもっとたくさんいらっしゃることをお聞きして前向きな気持ちになりました。改めて先生、仲良くしてくださる周りの方々に感謝いたします。

パーソナルデザインを知って良かったことは、友人や生徒の良さも同時に見えてきたことです。自分自身の良さの他、他のデザインについても説明をしていただいたことで、人それぞれ似合うファッションがあるということを知ることができました。特に、今の中高生は美の基準がかなり狭く、容姿について悩む子も数多く見てきました。顔のパーツや体型でいじめられることもざらにあります。そのため、生徒に容姿や美容について相談された時に、前向きなアドバイスができそうです。また、容姿に対して酷いことを言う生徒に対してますますしっかり対処しなければならないと感じました。

長くなりましたが、まずは自分で自分のことを愛すること、似合うものを着て前向きになることが私のやるべき事かと思います。木暮亜紀子先生からのアドバイスを大事にこれからはオシャレを楽しんで生きていこうと思います。
本当にありがとうございました。今後もよろしくお願いいたします。
優しいPDロマンスライフを楽しみます!

いただいたご感想をブログに掲載したいとM.Kさんにお願いしたとき、私からお伝えしたことを一部抜粋して記載します。

多様性の時代といわれていますが、実際には「よいとされているものの基準が画一的で狭い」ということに対して苦しんでいる人がたくさんいらっしゃると思います。(外見だけではなく、たとえば性格や能力的なものなど内面も)
そういったことにほんの少しでも風穴があけられたら、という思いがこの仕事をするにつれて強くなってきました。というのは、私自身がそこにとても苦しんできたからです。

感想の掲載について、M.Kさんはこころよく承諾してくださいました。
そしてさらに、こういったことも伝えてくださいました。

「良いとされているものの基準が画一的で狭い」私もとても共感いたします。特に大学院に入学して、中高生と関わる度に「私の容姿は美しくない」「正解に近づかなければ」と無理をして追い詰められている子がますます増えていると感じています。オシャレを楽しむと言うより、「醜く見られたくない」と強迫観念でやっている子ばかりです。追い詰められる余り、心が疲れてもおかしくないくらいです。
対して、子どもたちを追い詰めるような言葉が日常で飛び交っているのも事実です。学生だけではなく先生の中にも子どもの容姿の品評会など下品なことを行う方もいらっしゃいます。そして「正解の」容姿を求める割には校則で化粧や染髪・パーマの禁止。自分の良さを見つけられない環境の中で勝手に品評会に出される環境で苦しんでしまう子も多いです。
私は、木暮先生の診断を通してこれからも容姿に対して子どもたちに心無い言葉をかける方々(これは学生に限らず、先生方や子どもたちのご両親も)に対して毅然と対処をしていこうと感じました。
そして、オシャレに悩む子どもたちに対してはどんどん前向きな言葉をかけていこうと思います。

また、能力や性格についても「正解は決してないのに」と思います。

「西の魔女が死んだ」という児童文学があるのですが、
『自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、
後ろめたく思う必要はありませんよ。
サボテンは水の中に生える必要はないし、
蓮の花は空中では咲かない。
シロクマがハワイより北極で生きる方を選んだからといって、
だれがシロクマを責めますか。』
という言葉があります。学校という環境で活きる能力や性格も、他の場所で輝く能力や性格もあると思っています。私もイメージコンサルティングに携わり、多様性を認め合う世の中を作ろうとする木暮先生のように、子どもの成長に関わる一大人として、改めて「みんな違ってみんな素晴らしい」という思いで子どもたちと接していきたいと思いました。

木暮先生のファッションや髪型は本当にお似合いで、実際に接されるときもとてもキラキラと輝いていらっしゃいました。小松菜奈さんや二階堂ふみさんのようなモード系が似合われるのはまさにハイセンスな方って感じです。
また、悩まれていたとお聞きして驚いております。きっとその思いを原動力に変えられて、多くの方々を幸せにされていらっしゃるのかな、と思いました。
今後のご活躍も楽しみにしております。引き続きよろしくお願いいたします。

ABOUT ME
木暮亜紀子
木暮亜紀子
PetitPas-プティパ イメージコンサルタント
すてきになる方法、おしゃれに見せる方法をわかりやすく伝えることを得意としています。
記事URLをコピーしました