服選びのヒント

カラー×デザイン。(冬×ナチュラル)その1

Akiko Kogure

CATEGORY[服選びのヒント]では、より具体的な「似合う」をお伝えしています。

パーソナルカラーの特徴だけでは

色選び。パーソナルカラーの特徴だけで服の色や組み合わせを選んでしまうと「あれ?似合っていない?」となってしまうことがあります。

それは同じパーソナルカラータイプでも、パーソナルデザインによってより似合う色の選択、色使いなどがあるから。

パーソナルカラー(4タイプ)とパーソナルデザイン(大きく分けて6タイプ)で、ざっくりいっても24パターン、つまり似合う服選びはそれだけさまざまということですね。その中で、もしかしたら一番迷いやすいかもしれない組み合わせ、冬×ナチュラル・タイプについてお伝えします。

「冬」色のイメージ

冬は色だけでいうと、シャープではっきりしていて、コントラストが強いイメージ。

色だけのイメージならこのような感じ

ですがコントラストの強いこのような組み合わせは、ナチュラル・タイプの方にはやり過ぎになる場合があります。ナチュラル・タイプの方は「自然な感じ」「さりげないもの」が得意。やりすぎないほうがいい。なので柄などはコントラストを強くしすぎないほうがいいですね。

モノトーンだったら濃グレー×薄グレーの組み合わせにするとか。ナチュラル・タイプの方はゼブラ柄が似合いますが、はっきりくっきりした白黒ゼブラより、コントラストを弱くした濃グレー×薄グレーなどのゼブラ柄のほうが使いやすいと思います。(ただしサブがファッショナブルなら白黒ゼブラもあり)

コントラストを強くしないほうがいいのは、ロマンス・タイプの方も。ロマンスさんに似合う柄のひとつが、にじんだ水彩画のような柄。輪郭をくっきりさせすぎない(あいまいにする)。

このように冬ロマンスさんも、色選びは少し気を付けたほうがいいのですが…、冬ナチュラルがいちばん難しいかもの理由。

ロマンスの雰囲気は都会的。これは冬のイメージと矛盾しない。そしてナチュラルのイメージはまさに「自然」。そしてもう一つ。

明度

パーソナルカラー冬はすごく濃い/すごく薄い、どちらか。中明度、中くらいの濃さは苦手。そしてどちらかというと薄いより濃い色が得意です、パーソナルカラーだけでいうと。でもこれも、ナチュラル・タイプの場合は少し薄くしてもいいかなと感じることがあります。

ナチュラル・タイプは「重々しい」感じではないんです。軽やかといったらいいのでしょうか、動きがある感じの軽やかさ。そして濃い色には「重い」イメージがあるものが多い。なので少し軽く(薄く)しても、ということです。

ところで同じく濃い色が得意な「秋」。秋ナチュラルの方も、少し薄めにしてもいいかなと思うことがありますが、そもそも秋色って「ナチュラル(自然)」に通じますよね。

秋ナチュラルは色とデザインで、雰囲気などが矛盾しない。なので冬ナチュラルさんよりは色選びがラクかもしれません。

冬ナチュラルさんは、「冬」だけれど
・コントラストを強くしすぎない
・少し薄めの色もOK
(これは「秋」ナチュラルさんも)
ということもポイント。

もう少し具体的にどう色を選ぶとよいかといったことは、別の記事でお伝えしたいと思います。
カラー×デザイン。(冬×ナチュラル)その2

・画像はデザイン等の参考例としてあげています。
・似合うものについての説明や画像は、あくまで一例です。同じタイプでもひとりひとり個性があり、似合うものは異なります。
・具体的には診断を受けられたコンサルタントに相談することをおすすめします。
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木暮亜紀子
木暮亜紀子
PetitPas-プティパ イメージコンサルタント
すてきになる方法、おしゃれに見せる方法をわかりやすく伝えることを得意としています。
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