キュート・タイプがオフィスで着るなら 具体例その2
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[美人になる服選び]キュート・タイプがオフィスで着るなら 具体例その1
続きです。
ジャケットは1枚あると、オフィスでは便利。変わったデザインのインナーや、アシンメトリーなスカート(やりすぎには注意)でも、ジャケットを羽織るとオフィスっぽくなりますね。ですがキュート・タイプは「1枚」ですべてのボトムスに対応するのは難しいかも。
キュート・タイプにとっていちばん難しいかなと思うのが、ボックス型のオーソドックスなジャケットと、タイトスカートの組み合わせ。
オーソドックスなジャケットは「まじめ」な雰囲気。そこにタイトスカート、オフィス用ならノーマル丈が多いと思いますがそれを組み合わせると、さらにまじめな印象に。(全体にまっすぐで変化のないシルエット)
このまさにオーソドックスな組み合わせ、グレース・タイプの方は地味にならずおしゃれに見えますが、キュート・タイプにはまじめ過ぎ、ふつう過ぎて、あまり得意とはいえないのですね。。。
同じコーディネートでも身につける人によって印象が変わります。雑誌に載っているものを着て「???」となってしまうことがあるのはこういうことですね。
といってもボックス型のジャケットを避けましょうということではなく、どう組み合わせるかということ。・・・の話の前に、今流行りの「大きく」「長い」ボックス型のテーラードジャケットについて。
メンズライクのこういったジャケット、去年あたりから目に付くようになって、今年もたくさん出てますね。こういったジャケットはファッショナブル・タイプやナチュラル・タイプの方は格好よく着こなせる方が多いと思うのですが(サブによっては避けたほうがいい場合も)、実はキュート・タイプもけっこういけます。
ただボトムは小さく。細身にする(スキニー)、短くする(ミニスカート、ショートパンツ、ミニワンピ)。そういった組み合わせでキュートの場合は、かわいく似合います。オフィスの場合、どの程度の自由度があるか(こういったボトムが許容範囲かどうか)がポイントになりますね。
話はもどりまして、シルエットが大きすぎないごくノーマルな身巾のジャケットについて。ボトムのシルエットによって、組み合わせるジャケットのシルエットを変えることをおすすめします。
1 フレアスカートやワイドパンツ → ボックス型のジャケット
2 タイトスカートや細身のパンツ → シルエットに変化のあるジャケット
1について。フレアスカートやワイドパンツなど裾が広がるボトムの場合、むしろボックス型のほうがおすすめ。ジャケット丈は長すぎないものを。上が小さく下が大きいというシルエットになり、バランスがよくなります。
その場合のジャケットですが、これはごくオーソドックスなデザインでもいいと思います。特にボトムがアシンメトリーなど変化のあるものと組み合わせるなら。
ですがディテール(部分)にデザインがあるものもいいですね。
前端に別布(見頃と色違い)がのぞくディテール。ボックス型でこういったディテールの画像を探せませんでした。丈もちょっと長いです。シルエットではなくディテールだけ見てくださいね。。。
またボーイッシュさんにはタキシード風のデザインやスペンサージャケットなど、おすすめ。
2について。
タイトスカートや細身のパンツに合わせるなら、シルエットはボックスではなく変化のあるものを。たとえばウエストでしぼって裾が広がるもの。ペプラムなどもいいですね。ただあまりにウエストを絞りすぎたシルエットはちょっと古い感じになるかもしれません。
ペプラムに丸みがあるのでガーリッシュさんによさそう。
袖丈が短めでスリットが入っているところも「変化」になります。
Aラインもいいですね。タイトスカートや細身のパンツと相性抜群。
ところで一連の記事を書くきっかけになったのは、秋のキュート(アバンギャルド、ボーイッシュ)タイプの方からのご質問でした。
色は変化となりますか?(例:無地だけれど色でコントラストがついている・ベーシックカラー以外がコーデの面積を占めている)
キュート・タイプにとって、色は「変化」になるかどうか。なります!オフィスではどうしてもデザインがベーシックになりがち、なので例にあげていただいたように、色で変化をつけることはおすすめです。
もしかしたらボックス型のベーシックなジャケットにタイトスカートの組み合わせも、ジャケットとスカートの色にコントラストをつけることでまじめな雰囲気を脱却できるかも。
また「秋」色は、多色を組み合わせてもうるさくなりにくいので、たくさん色を使ってもいいですね。そしてベーシックカラーが面積多めでも、アクセントカラーを効かすことで十分「変化」になると思います。アクセントカラー、特にターコイズなどのブルー系(イエローベースなのでブルー系はよりコントラストが強くなる)を上手に取り入れるととてもいいと思います。
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[美人になる服選び]キュート・タイプのスーツ(「変化」の例)
・画像はデザイン等の参考例としてあげています。
・似合うものについての説明や画像は、あくまで一例です。同じタイプでもひとりひとり個性があり、似合うものは異なります。
・具体的には診断を受けられたコンサルタントに相談することをおすすめします。
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