服選びのヒント

[美人になる服選び]キュート・タイプがオフィスで着るなら 具体例その1

Akiko Kogure

カテゴリー[服選びのヒント]では、より具体的な「似合う」をお伝えしています。
イメージコンサルティングについてはこちらをご覧ください。

キュート・タイプがオフィスにふさわしい服を選ぼうとすると妥協がいるかも、ということをお伝えしたのがこちら。
キュート・タイプの大人寄せ

妥協といっても、あくまでも「すごく」個性的なものを着たときとの差。ちゃんと似合うものを選べば、そして客観的に見ればオフィスでもすてきに出来るのですが…(なので妥協は気持ち的なもの、といってもいいかもしれません)

それから「妥協」はオフィスでどの程度求められているか、にもよりますね。制服だったら100%妥協。
(でも制服がベスト(特にチェック)だったら若いキュート・ボーイッシュさんには似合うと思います)

オーソドックスなスーツを着なければならないといった場合も、感覚的には制服に近い(自由度が低い)ですね。ですがここでは求められているのはオフィスカジュアル(ある程度自由がある)ということで話を進めます。

ポイントは、前回の記事でもお伝えしたとおり【小さめ】【どこかに変化をつける】など。またボーイッシュならパキッとした直線、アバンギャルドならシャープなライン、ご質問にはなかったのですがガーリッシュなら柔らかさを意識するといいですね。特に素材。

【小さめ】について。まだまだゆるっとした大きなシルエットのものが多いですが、オフィスでは特に、キュート・タイプは「小さめ」を意識しましょう。そもそもキュート・タイプは小さめが得意。

そして小柄(に見えがち)なキュート・タイプは、全体にゆるっとしたものを着ると子どもっぽく見えてしまう。そこがかわいく、プライベートではありですが、オフィスでは子どもっぽく見えないほうがいいですよね。特に袖丈。手の甲が隠れるような袖丈は子どもっぽく見えるので注意、です。

といいつつ全てのアイテムを小さめ、短め、コンパクトにしなければ、ということでもないんです。そうではなくて「どこか」を小さくすると考える。トップがゆったりなら、ボトムを細くする。フレアスカートやワイドパンツなら、トップをコンパクトなシルエットにする、インにする、短めのものやウエストで締まるシルエットのもの選ぶなど。

ベルトを使うというのもいいですね。ベルトでウエストを細くするのも「小さい」ところを見せている、ということ。また「変化」にもなります。

ボトムは基本的には「短め」。パンツ丈なら、九分、八分など。スカート丈も短め、といいたいところですが、そしてプライベートならミニスカート、キュート・タイプの方はかわいく似合いますが。オフィスなので短めといっても膝が隠れたほうが無難だと思います。ですがタイトなら膝のまん中くらいの丈(膝の下半分が見える)くらいまで短くてもいいかもしれません。フレアやギャザーなど広がるスカートなら、あまり短いと(膝上とか)本当に子どもっぽく見えてしまいますので、膝は隠しましょう。

【どこかに変化をつける】について。ふだんならかなり個性的なものもありなキュート・タイプですが、オフィスなのでそこはちょっと控えめに。これは「ふつう」を避ける、と言い換えてもいいかもしれません。ただ全てのアイテムでふつうを避けなくても、コーディネート全体で「ふつう」になっていなければOK。

といいつつ「ごくふつうのシャツ」「ごくふつうのニット(丸首のふつうの形のセーターや、ふつうのカーディガン)」は、コーディネートを工夫してもキュート・タイプにとっては難しい(ダサく見えがち)。避けたほうがよさそうです。

ということでトップスならたとえば…

そこまで「変わったもの」ではないですが、でも「ふつう」にはならない。

チョーカー風のデザイン、キュート・タイプの方に似合います。

その他、形としてはふつうのシャツでも、衿や前立てなどに縁どりがあるものもいいですね。縁どりも「変化」。


ニットなら。

ごくふつうの形ではないということに加えて、ウエストでしまっている、ということもポイント。「小さい」部分ができているということ。ニットの裾のリブ部分でしまった形のものもOK。

ジャケット・・・についても書きたかったのですが、長くなってきたので別の記事で。
[美人になる服選び]キュート・タイプがオフィスで着るなら 具体例その2

・画像はデザイン等の参考例としてあげています。
・似合うものについての説明や画像は、あくまで一例です。同じタイプでもひとりひとり個性があり、似合うものは異なります。
・具体的には診断を受けられたコンサルタントに相談することをおすすめします。
アフターフォロー

ABOUT ME
木暮亜紀子
木暮亜紀子
PetitPas-プティパ イメージコンサルタント
すてきになる方法、おしゃれに見せる方法をわかりやすく伝えることを得意としています。
記事URLをコピーしました